3Q決算発表の真っ只中のアメリカですが、日々、一進一退が続いてます。ダウだけみれば、微妙に高値更新をしていますが、その幅は昨年末とは比べるべきもありません。ナスダックはハイテク決算の弱さをモロに被ってしまっています。今晩は好調に騰がってきていますが、明日の朝にはどうなっているか、予断は許しません。
思うに、一旦下へ調整した方が、再上昇の力になるように思います。一方で、米ドルは強いので、米国株は売ってドルで保持するだけで良さそうです。個人的には、米国株は上がらなくても良いので、この価格帯でモミ続けて欲しいです。米国市場が安定していれば、その間に振興国株が順調に騰げてくれるでしょう。
保有株のトレーディングはあまり積極的にはやっていません。KBEは売却してしまい、これで米国株の保有量は更に減って、GOOGを僅かに残すのみです。米国株を売った資金は原油(USO)の買戻しに使っています。このまま反発して欲しいのですが、日々乱高下しており、予断は許しません。昨日暴騰した分を今日は吐き出してしまってます。(...とはいえ、ここから下がっても下値は限定されてると思い、買い戻してます。)
ところで、これまでコモディティ分野への投資は、金(GLD)・原油(USO)・総合(DBC)の3種のETFに分散して来ましたが、構成的にハードコモディティに寄ってしまうのが不満でした。出来れば、ソフトコモディティ単独に投資できるETFは無い物かと思っていたのですが、いつの間にか設定されてました。
PowerShares DB Agric(DBA)
今後は、DBCからDBAに徐々にシフトして、金(GLD)・原油(USO)・食料(DBA)の3種でバランス調整しながら、コモディティへの割り当て資金を運用しようと思います。(プラチナのETFが立ち上がる様なら、これも加えます。)
最後に、新興国株は今日も概ね順調。特にASEAN諸国は調整らしい調整すらなく、堅調な右肩上がりを続けています。
高値つかみかとビビリっていた中国はA株も、あっさりと値を戻して来ました。とりわけA株は、現状でバブルとの意見が強いですが、祭りなら祭りで、参加して楽しまない手はありません。