NYは今日も軟調。ダウ・ナスの下落は1%程度なので然して気になるものではないが、エマージング諸国の株価が昨日に続いて派手に反落中。日中は、香港・シンガポール・インドのマーケットが値を保っていたこともあり、NYの大崩は無いかと思いきや、今日も下げが止まりません。
中国・東欧・南米は特に酷く、FXIは昨日から10%程度の下落幅。一方、東南アジアはまちまちで、インドネシアとタイが酷く、シンガポールとマレーシアはまだ耐えている状況。なんとなく、世界的な資金移動が開始されている用で不気味です。短期調整で済めばよいのですが、昨年の5月の再来とならないことを祈るのみ。(原油の下落が何かの引き金を引いたのは間違いないでしょう。為替も乱高下していて判断が難しいです..。)
..とはいえ、手をこまねいても居られないので、スイングトレード分のストックをリバランス。ブラジル(EWZ)を1/2に減らし、南ア(EZA)は全て処分。東南アジア系もトータルで30%程度を現金化。中国(FXI)とインドネシア(IF)は逃げ損ねました。既に10%程度調整しており、もはや慌てて売れるタイミングでもありません。ホールドしてリバウンドを待つことにします。
その一方で、底値と見たタイ(TTF)を$9.8で仕込みました。また、昨日騰げて今日も地合の中で粘りが感じられるグーグル(GOOG)を買い益してます。
今日はコモディティも株も債券もダメ。こうも逃げ場が無いとお手上げです。今日は下げてますが、欧州株(EZU)辺りに避難するのが正解かもしれません。
月曜日には落ち着いてくれると良いのですが、こんな状態が続いていると、火曜日の日経が悲惨なことになりそうです。