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「悪材料の出尽くし」と「円安の継続」

今日の東京市場は、日経平均が200円近いアップで18000円を大きく超えてしまいました。結果的に昨日の利上げ決定が当面の材料で尽くしと判断された様です。(まぁ私自身、利上げされたら買いに回ろうと思ってた訳ですし..。)

更に追い討ちを掛けたのが為替相場。当面の利上げが遠のいた事と、0.5%ならば今のキャリートレードへ影響を与えるレベルではないことから、円売りが進み、再び121円台に戻してしまいました。これは私的にも想定外の困った状況。2月に円高に振れたところで、円預貯金を海外資産にシフトする計画でしたから、これが予定通り進まなくなりました。もはや、次の円高基調が何時来るのか不明ですし、もはやこのレートでも資産シフトに踏み切るよりなさそうです。(米ドルの利下げがあれば理想ですが、当面の利下げはなさそうです。ユーロに至っては、まだ利上げが続くでしょうし..。)

何れにしても、円安基調継続となると、先日アップした今年の作戦も、早々に見直しを入れなければならなくなりそうです。最終的に円が1%まで利上げしても、円安基調には変わりないのかもしれません。(もはや、円が高くなることはないとか..?)

また、円安が今以上に進行すると予想されると、外人投資家の日本市場からの撤退が心配されたりもするわけですが、今日のところは円安基調が好感され、軟調だった輸出企業の株が買い戻されました。悪材料で尽くし&円安基調の確認のダブル効果で、今日の高騰となりました。こうなると、もう1段高の可能性も否定できない情勢です。

只、気になるのは小型株が弱かったこと。展開的に昨年夏から秋に掛けての大型ブルーチップ銘柄だけが上がって小型株は置いてゆかれる可能性があります。またもあの、買い仕掛け難い相場が始まるのかもしれません。米国ではダウが淡々と上昇していますし、あれと同じ動きになるのかもしれません。ならば、昨年の反省を生かして、小型を処分して、完全と国際優良株を買ってゆくのが正解かも..。

そういう訳で、今日の保有株は指数の上昇に比して冴えたものではありませんでした。全体的にはトントンで、ビ・ライフだけが突出して騰げてくれたおかけで、トータルでは日経平均並みの上昇を確保しました。

今日のトレード内容としては、予定通り、任天堂の1/3を処分して、三井不動産に乗り換えました。(しかし、その任天堂が爆上げ..。orz)

あとは、これも利上げ後に購入する予定通り、空位だった製薬セクターとして、塩野義製薬を仕込んでいます。(エーザイと迷いました。)

小型株では、はるやま商事が朝方騰がり、上値をブレイクしてきたのでリベンジ買いしましたが、その後、落下。なんか相性悪いっぽい。(前は良かったんですけどね..。)
同様に、コジマも上値をブレイクしたので買い増ししましたが、こちらも午後に落下。全体的に小型が冴えないのを反映した動きです。

逆に良かったのはペガサスミシン。午前の重さを見て利益確定の衝動にかられましたが、最後に上に振れました。今日下げなかったので、まだ暫くは上を狙えそうです。
UEXは3760円を付けた後に降下。3790円で指していたのですが、惜しくも届きませんでした。嫌らしい上髭が付いちゃったかも..。

ちょっと戦略的な岐路に立った気がします。ポートフォリオのパフォーマンスが日経の上昇に付いて行けなくなっています。ここは、少し作戦を見直して、地味系の銘柄を処分して、メジャーな銘柄にシフトさせることを考えています。目先の判断として、3月のSQ前までは↑を目指すと言う見通しを立てたいと思います。

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2007年02月23日 02:53に投稿されたエントリーのページです。

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