金曜日の東京市場は前日が暴騰したことへの揺れ戻しと、週末と言う弱気要素もあって値動きが注目される所でしたが、最終的には市場の強気を確認することになりました。また、今日は東証以外に新興市場でも主力銘柄が強く、もはや全視界曇りなしの様相を呈して来ました。
もはやこうなると、3月のSQまでは強気で行って、SQ以降も落ちるのか落ちないのか、ちょっと分からない情勢です。先ずは、今の流れに乗り遅れないこと。これが第一だと考えます。指標的には当落レシオが140台に乗るまでは強気を維持しようと考えています。
..と言うことで、投資方針にも緊急で変更を加えました。前エントリーでも示唆した通り、ここは地味な低PBR銘柄で固めて安全に歩を進める時ではなく、強い銘柄に乗って行く時と判断。短期的に大幅な銘柄の入れ替えを行って行くことにします。具体的には利上げ報道を受けた後の水曜日・木曜日に高騰した銘柄を仕込み、値動きの重かった銘柄から処分します。即ち、積極的に買い難い銘柄を買い望む方針を採ります。
で、何を仕掛けるかを考えましたが、ここ2日で特に動いたのが不動産・証券・エネルギー・商社・鉄鋼・非鉄など。このうち資源関連は原油・金などの商品市況の高騰も影響していることから外して考えれば、不動産・証券あたりの強さが特徴立ちます。一方、利上げに好感する筈の銀行系は今ひとつ強くありません。
不動産関連は前日に三井不動産をすでに仕込んでいましたから、個別不動産には手をつけず、証券会社を中心に仕込むことにしました。
以下、今日の売買内容。
『売り銘柄』
・ペガサスミシン製造
東証一部昇格を受けて一段高しましたが、今日は一服。上値はまだある可能性を感
じるものの、値が重くなっているのも事実。既に30%以上の利が乗ったことから、利
益確定。
・はるやま商事
前日リベンジ買いしましたが、投資方針の変更を受けて寄り付きで処分。今の相場
が落ち着いたとき、まだ騰がっていなければ買い戻します。
・ヨンキュウ
同様に寄付きから処分。ここも今年のテーマであることには変わりないのですが、こ
の上昇相場で資金を眠らせておくことは出来ず、一旦処分。
・東京カソード
逆張り銘柄なので、本来ならば損切りはしない銘柄ですが、今日は資金を作ることを
優先して処分。-10%の損切りとなりました。
『買い銘柄』
・野村ホールディングス
証券会社を仕込むなら採り合えずADRにも上場するNOMURAをチョイス。前日、前年
高値を更新しいることから、騰がるも下がるも急激になる可能性がありましたが、
敢然と寄り付きで購入。結果的に大成功。
・藍澤證券
先日、一旦は利益確定してしまった銘柄でしたが、買戻し。証券会社の中でもPBR
的な割安感があることから、野村と併せてここを選択。チャート的な上値余地も
ありそう。
・ハウス食品
これも前日まで騰げていた銘柄。スティールパートナー銘柄を一つ抑えて置きたくて
押し目待ちしてましたが、いっこうに下がらないため、目をつぶって購入。
・双日
投機を承知で小額ですが買い付け。商社セクターの値動きが堅調である点も加味し
ました。一気に上がる秘めた可能性に掛けます。(その分、下げる可能性も多々
ありますが..。)
・J-REIT
個別銘柄には手を出しにくいので、手持ちの「みずほJ-REITファンド」を買い増しまし
た。
まだ、キャッシュが残っているのでこれも週明けに買って行きます。何を買うかは思案中ですが、鉄・非鉄関連を買って見たいと思ってます。また、UEXはそろそろ一旦、手仕舞っても良いかと悩んでます。