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日経17000円を回復

SQを翌日に控えて模様眺めのスタートを切った東京市場でしたが、特に16500円を伺う気配も見せず、何気に底堅い展開。状況は後場に入り急展開し、円安に振れたことも手がかりとなり急反発。一気に300円の上げ幅を記録して引けました。

今日の展開から直ぐに16500円を伺うシナリオは薄くなったと思います。何れは2番底を探りに行く展開が避けられないとしても、それはもう少し↑へ戻してからとなりそうです。問題は何処まで戻すかですが、17500円に節目があると同時に25日線も控えていることから、先ずはこのラインを目指し、そこが分水嶺となりそうです。

今日の保有銘柄は総じて上昇。特に昨日仕込んだ野村HDが即反応したのはラッキーでした。また、目立つところでは東芝。今朝方のフラッシュメモリ市況の底打ち観測ニュースと、GSのレイティング上げを材料に大幅アップ。東芝が1日でこれだけ上げるのはちょっと久しぶりな出来事です。

あとは大きく動いたのがJR東日本。ここの所、材料が豊富で↑へ行きたがっている所を地合に押さえつけられていた感がありましたから、一旦動くと上昇も大きい様です。目先は18日のスイカとパスモの統合イベントが山場になりそうです。

トレーディングとしては先日の急落時に仕込んだ1306を一旦利益確定して置きました。

後は、午後から急騰モードに入ったのを察して、下で待っていた銘柄群の約定は無理と判断。この中から、佐世保重工に飛びつきました。この佐世保重工ですが、今期予想利益ベースでこそ高PERに見えますが、来期予測ベースで判断すれば造船業の好調に乗ってPER20倍を切るものと思われます。四季報の発売も近づいてきており、来期利益の増益率が脚光を浴びる展開も予想されます。

もう1つ、地味なバリュー株を新たに打診買いしてみました。日本アンテナですが、低PBR(0.59倍)で好財務(自己資本比率72%)の典型企業です。しかも3月の期末配当の利回りが2%を越えています。更に、地デジ関連の材料性を持っており、今後、地デジへの注目が高まることを勘案すれば、地味銘柄を脱する可能性すら秘めています。また、来期予想の上方修正率が高いことから、四季報銘柄の一角として浮上するかもしれません。

明日の作戦としては、目先を17500円と判断して、買ってゆきたいと思います。但し、バリュエーション的に割安さが感じられることが前提です。

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2007年03月09日 02:32に投稿されたエントリーのページです。

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