今日のNYは荒れるだろうと思いつつ場を眺めていたのですが、寄りで下げはしたものの、意外にもリバウンドの気配。「こりゃ、ニューセンチュリーがアボーンした一件も、相場の体制には影響しないのか?」といぶかしんでいた所、午後に入って一段安となりました。現在ダウ/ナス共に1%程度の下落中。
こうなると新興国株は更に酷くて、シンガポール等、2%程度の下げを記録しているETFも見受けられます。このまま、暴落Part2となり、2番底探しに入りそうな勢いです。
やはり、サブプライムローンの問題はジワジワと効き始めているのでしょう。金融機関の体力が落ちてきた所に株安が襲うと、更に悲惨な展開を見ることになるかも。
私的には新興国株と米国株のポジションを大きく落としてしまいましたので、この状況を比較的気楽に見ていられますが、それでも手元に残した株は派手に下落しており、実情的には結構痛いものがあります。
また、初めて買ったナスダックのベアファンド(QID)が騰がっているのは良かったのですが、全体の損失に対しては、ザルで水を汲むが如き状況です。採り合えず、これで米国株は当面の天井を打ったと思ってます。様子を見ながら、今度はダウのベアファンドも買ってみたいと思ったりしてます。
逆に、比較的強気で居るのが金(GLD)と銀(SLV)。チャートを見ると、如何にも良い押し目を作ったように見えて仕方ありません。(2番底を付けた様にも見なくもない。)ここ最近、振興国株を売った資金で金と銀のポジションを増やしました。あと金鉱株のETF(GDX)も買ってます。(尤も、今日の金鉱株は全体相場に連動して派手に下げてますが..。)
現状で、株に関しては2番底を探ってくれない限り、ちょっと買い向かう気になれません。暫くは金・銀で勝負したいと思ってます。
(その他コモディティは原油(USO)をホールド、穀物(DBA)も少し買い増してます。)