米国の利下げ期待観測から始まった世界同時株高でしたが、週末で取り合えず一服。世界を巡るウェーブは結局1周で止まってしまいました。
東京市場についても、確かに金曜日は週末要因もあって軟調でしたが、それでも後半は微妙に持ち直すなど、あながち弱気一色でも無い感じ。これは、晩の米国の流れを見極めたいと言う表れだと思うのですが、そのNYも最終的には値を保ったことで、再びゆっくりとかもしれませんが、株価は↑を目指すように思います。
そこで、相場観としては、具体的な株価ターゲットは日経18000円に置いておきます。只、このブルを続けるのも4月の中までとし、そこで一旦ポジションを整理する方針で臨みます。
明日は3月権利取り最終日なので、配当を狙った買いが入る可能性がありますから、朝の寄り付きの動きは微妙なものがあるかも。直近、配当目当てで騰がって来ている銘柄ほど配当落ちも大きいので立ち回り方には注意が必要そう。
海外市場については、米国株をニュートラルかベアと見たいと思います。その一方で、中国・インド辺りがどの程度まで値を戻してくるかがポイントと思われます。これらが、先の急落分を全戻しする動きになるのであれば、日本株も日経18000円を目指すものと思います。逆に、中・印・欧州などの株価が失速するようであれば、日本株も4月中旬を待たずに一部銘柄の処分が必要になると思います。