今日は寄り天を予想しており、GUして始まった所までは想定通りでしたが、その後、最後まで値を保ったのは見込み違いでした。結果的にはGW中に勇気を持って持ち越した人へ、ご褒美の出る結果となりました。ポジションを縮小していた私的には、ちょっと乗り遅れ感のある一日です。
問題は明日以降どうなるかですが、正直、まだ強気には転じられていません。今日の日経も17700円台では頭を抑えられており、これまでの上値の重さを打ち破るものにはなっていません。ここを一気に突き抜ける様ならば、焦るものがありますが、まだ完全な強気にはなれません。週末はSQですし、不吉な福井さんの口演も今週は予定されているはずです。
海外で気になるのはFOMCの会合です。金利は据え置きだと思いますが、コメント次第では不気味に強いダウナスが変調する可能性もあります。
そして、最も気になるのは中国市場の動向。かねてからGW明けの利上げが噂されており、これが行われたときの反動が心配です。2月末の世界同時株安も、春節の連休明けのタイミングで仕掛けられた経緯があり、今回も休み明けは注意が必要です。
思い起こせば、昨年もGW明けの初日は高騰し、その翌日から崩れた様に記憶しています。..であれば、今年の5月もまだまだ予断は許しません。相場は日々やってくるので、ここは焦せることなく対処して行きたいと思います。
..で、今日のトレードですが、基本は様子見と言って置きながら、全く置いてきぼりを喰うのも嫌なので、引けで銀行業ETFを少しだけ買ってみました。チャート的には底っぽいですし、打診買いして置きました。
保有銘柄の値動きは概ね好調。東芝・任天堂・三井不動産のBuy&Hold銘柄が大きく騰げており、ポジションを縮小した割にはリターンはそこそこ得られました。一方、連休中に悪材料出尽くしで底打った感のあるジャストシステムは、今日のところは小動き。一気に反発してくれない辺り、まだまだ心安らかにはしてくれれません..。
今後は、海外の動向と日銀の動きに注意しながら、決算が出た銘柄から順次買い戻す相場になると思います。東1で主要銘柄で必要以上に売られた銘柄には監視の目を光らせたいと思います。トヨタ辺りはそろそろ良い頃合かもしれません。消費者金融関連も今週決算が出ますので、悪材料出尽くしの可能性に掛けるならば、直前に少し仕込んでおくと面白いかもしれません。