月曜日はギャップアップ後に失速し、トータルではかろうじて騰げた東京市場でしたが、今日は完全に失速。昨晩のNYが軟調だった所に加えて、寄り前の機械受注の発表値がロイターの予想を大きく下回ったことで、息の根がそうそうに止まりました。
結局ギャップダウンしてスタートしたことで、日経のチャートはアイランドリバーサルを形成。離れ小島の所には塔婆が立っており、テクニカル信者であれば文句なしの弱気転換サインと言えるでしょう。
もう1つ、今日下がった理由ではないかと思うのが、本日が決算発表が集中する特異日だったこと。決算前にポジションを外す投資行動は多数見られた筈であり、これが全体を軟調にさせることに一役買った可能性はあります。
保有株の状況は散々で特に見るところ無し。頑張ったのは任天堂くんだけでした。逆にまたやっちゃったのが、昨日打診買いしたウィーヴ。打診買い程度とは言え、買った直後から2連続S安とは、これ以上ない見事な高値つかみ。orz ホント、これは金額以上に精神的にくさります。
先週末に上方修正を発表し、今期の黒字転換に目処が立ったことと、チャート的にもダブルボトムを形成してネックラインをブレイクしたことから、当面↑を目指せると見たのですが、見事なまでに売り崩されました...。月曜日に出た決算は特に新規性はないので、これが売り材料になるものでは無いのですが、もう何がなにやら。(すっかり弱気..。)
一方、海外市場では、注目の中国が予想通りの値動きになってきました。H株が頑強な値動きを続けており、一方でA株の値動きが怪しくなってきています。月曜日こそ、A株も騰げたのですが、今日はH株は騰がってA株は下げています。月曜日に入ったファンドの解約注文が今日になって影響として出ている可能性もあります。
今晩のNYは方向感なし。ナスダックはプラ転とマイ転を繰り返しており、為替も不安定な状況です。但し、ダウだけは必要な頑強で、今日も史上最高値を更新し続けています。
私的には、今日のアジア株の弱さを受けて、NYが大崩するのを恐れていたのですが、予想以上に粘ってくれました。これには、欧州のGDP速報値が市場予想を上回ったこともプラスに働いたと思います。これで、欧州の追加利上げは確定的と言えるでしょう。
尚、予定通り、昨日から今晩に掛けて、海外ETFのポジションをかなり変更しました。コモディティ関連(GLD・GFI・DBA)と金融セクタのベアETF(SKF)のポジションを落とす一方で、FXIを仕込みました。
これまで見ている所では、CAFは下げて、FXIは若干ながら騰げています。明日の中国市場でもこの傾向は続くものと思います。