本日の東京市場は昨日の決算発表を受けて、結果が目標に届かない銘柄が叩き売られる相場でした。特に個人投資家に人気の銘柄が酷い状況。新興/小型株はバリュー・グロースに関わらず、買い手不在の相場状況です。チャートは先端が垂れてしまい、多くの銘柄が崩れたチャートになっています。
思えば、昨晩のNYもダウが値を保った一方で、ナスダック指数は続落してます。日米共に一部の主力銘柄だけが堅牢な状況と言えます。今日の指数だけみれば、日経はもみ合いの中で値を保ったことになりますが、小型株だけみれば、状況は悲惨です。TOPIX_Largeのチャートはボックスの上端に位置しているのに対して、TOPIX_Smallはボックス圏の下限まだ下がってきています。
同様に、NT倍率にも乖離が出てきいます。只、乖離状況は既に最大に近く、乖離解消に向かう可能性も感じられます。また、騰落レシオも安値圏に入ってきており、日経の反発の可能性も十分にある状況と言えるでしょう。
明日はGDP速報値の発表があります。これが市場コンセンサス並かそれ以上であることを切望する状況です。只、今回はロイターの予想値自体が高めなので、これを上回ることは困難では無いかと思います。下げ要因しか見あたらない厳しい状況に思います。
保有株の状況は、今日も任天堂を除いて崩壊中。任天堂はついに大台の40000円台に乗せてきています。
一方で、またもヤラレたのがAOCHD。決算発表で超保守的な今期予想を出してきたことで、市場の嫌気を誘いました。寄付きからS安模様で推移し、一旦はリバったものの、再び下落。私の方は、一旦リバった所で売り抜けたので、辛うじてマイナスは最小限に押さえ込むことが出来ました。
今晩のNYは今のところ無難な展開ですが、再びナスダックから崩れる可能性も多々あります。特に、ナスダックのチャートは20日移動平均線を割り込み、下値を切り下げる動きをしています。日本同様、弱気感アリアリの状況と見ています。気付けば、一時は含み損が-10%近かったQIDも、プラテンの可能性が見えるとこまで来ています。