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割安な監視銘柄

あまりに酷いファンダ無視の相場に、拠り所を失ってしまいそうなので、意志を固めるためにも、定性分析を書き記しておきます。

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東京カソード研究所 (JQ)

 今期予想PER: 9.91倍
 PBR: 0.68倍
 PCFR: 25.17
 PFCFR: -
 経常益利回りの逆数: 9.51
 ROD: 12.07%
 ROA: 3.40%
 売上高経常利益率: 6.88%
 自己資本比率: 48.9%
 配当利回り:1.92%

財務が若干弱目ですが、PERxPBR=6.75はメチャメチャ割安です。増配も発表して配当利回りも約2%まで上がりました。純利益で、前期比+30%の業績予想を出しています。製品セグメントでは、お荷物だった装置事業が大幅に赤字幅を縮小してきています。

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KIMOTO (東1)

 今期予想PER: 10.13倍
 PBR: 0.86倍
 PCFR: 5.78
 PFCFR: 12.35
 経常益利回りの逆数: 10.58
 ROD: 23.23%
 ROA: 5.31%
 売上高経常利益率: 9.23%
 自己資本比率: 62.3%
 配当利回り:2.02%

財務的にも問題ないにも関わらず、一方的に売られ続け、気付けば東1屈指のバリュー株になりました。今期の業績予想は前年並みで、成長性こそ感じられませんが、安定感は感じられます。今回発表した中計でも3年後の経常利益で+18%の計画を出しており、安定性を考えれば、現在の水準は評価不足と考えられます。

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ADM (JQ)

 今期予想PER: 14.56倍
 PBR: 0.78倍
 PCFR: -
 PFCFR: -
 経常益利回りの逆数: 13.91
 ROD: 9.47%
 ROA: 2.65%
 売上高経常利益率: 1.81%
 自己資本比率: 51.0%
 配当利回り:2.02%

10月決算銘柄です。売上高経常利益率がかなり低めですが、部品商社なので仕方ない所でしょう。PER的にはもう一声安くてもと思いますが、既に1/4Q決算で期初の中間期の目標利益を越えています。6月の中間決算の前には確実に上方修正を入れてくると予想しています。利益が上振れている主因はWiiのコントローラに採用されるアナデバ製加速度センサを納入している点にあると思われます。次の中間決算では、2~4月の業績が加算されますが、この間のWiiの売上げは1Q以上の筈ですので、更なる上振れも期待できます。ちなみに、Webサイトは大和證券から優秀IRサイトに選ばれています。

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2007年05月18日 01:19に投稿されたエントリーのページです。

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