今日の東京市場は指数的には2日続きの小動き。只、自分のポートフォリォ的には大きく動きました。今週は火・水と1.5%超の上げを記録し、日経平均を大幅にアウトパフォームしてきたのですが、今日は一転してダメダメ。水曜日の騰げ分をすべて吐き出しちゃいました。まぁ、トータルでまだプラスですから十分ではありますけどね。
..で、問題はNYの方。昨晩は寝入るまでは絶好調だった筈のNY市場が、朝起きるとマイ転してました。なんじゃらほいと調べてみると、件のグリーンスパン爺が中国株のバブルを改めて指摘したらしい。これを受けて、中国株だけでなく、株式全体が売られた模様。尤も、ここまでが騰げ続けてきたので、市場参加者は下げの口実を待っていた気がします。結果、一気に雪崩れ込む形になった模様。
そして今晩ですが、再び軟調。住宅関連で新築件数の好調な指標が出たはずなのに、市場は売り一色。これはかなり怪しいムードです。そろそろ真剣に調整モード入りかもしれません。採り合えず、トレーディング中の中国(FXI)、マレーシア(EWM)、シンガポール(EWS)のアジア3カ国の株式について、一旦すべて利益確定しておきました。
すべて処分するには早かったかもしれませんが、ここ3日間の雰囲気が微妙に悪いことと、明日も崩れると週明けがかなり怖いことになるので、まぁ、一旦手仕舞いも良いと思ってます。
尚、ヨーロッパを対象としたETFとグローバル市場を対象としたETFはまだ残していますが、これらも様子を見ながら処分することを視野に入れて対処してゆこうと思います。
しかし、こうなると明日の日経はギャップダウン確実です。再び抵抗線で跳ね返してくれるか、正念場になりそうです。自分の作戦的には、「逆指値を使って-10%の含み損で損切り」のスタンスを採ることにします。