先ずは週末のおさらいから。
木曜日のNYが大幅下落が直撃し、チキンな東京市場はあっさりと陥落。但し、こんかいも17300円台の壁が立ちはだかり、崩落を防いでくれています。右上がりの下値支持線が依然として機能しており、その点が救いなのですが、一方で今回は、水曜日に17827円を越える高値をつけられなかったことで、上値抵抗線が切下がる形になってしまいました。チャートの教科書通りに進めば、今週中にフラッグが頂点に詰まるので、上か下か何れかに放たれることになりそうです。さぁどっち?
尚、金曜日の下落の際に、持株のクレディセゾンが損切りラインに抵触して処分されてしまいました。相変わらず、クレディセゾンとの相性は悪いです..。orz
一方、海外の方は木曜日に私が感じた第六感が見事に外れ、金曜日の晩に反発しました。従って、続落したら利確するつもりだった、欧州とグローバル系のETFはホールド継続です。只、反発したといっても、木曜日下落分の半値戻し状況ですので、一旦処分してしまった、EWS, EWM, FXI のアジア系ETFは買い戻さずに様子見したままです。尚、利確で生じたキャッシュは全てDBVにさせています。(こう言う、動き難いときにDBVは便利な逃避先かも。)
..でもって今週ですが、日本は取り合えず↑でしょう。只、週末で多少熱も冷えたので、寄天にはならない様な気がします。クレディセゾンが売られた分のキャッシュも出来たので、寄りが高くなければ、買いに行く手もあるのですが、ちょっと新しい投資作戦として思うところもあり、ここは現在のポジションをキープすることにします。(下がれば逆指値で損切りは継続。)
悩ましいのは海外の方。このまま↑を目指すムードになるのか、再び揉み合いに入るのか、見極めてから再投資を考えたいと思います。気になるのは米国の新築件数の指標が良かったことで、逆に利上げが懸念される状況になったこと。利上げムードが漂うだけで、株も債券も上値が重たい展開になってきます。ここで原油が騰がろうものなら、かなり危険な雰囲気になりかねません。
一方、利上げといえば日本のほうですが、CPIが若干のマイナスを続けたことで、流石の福井さんも利上げは出来ないと思います。アナリストの一部には参院選前の利上げを唱える人もいますが、これは間違いなく無いでしょう。日銀さんは責任を取るのが大嫌いですから、責任を指摘されかねない状況での利上げは先ずやらないと判断します。日経新聞の利上げ疑問視キャンペーンも続きましたしね。(笑)
てな訳で、今週は結局様子見です。日本株に関しては上放れる可能性もありますから、極端に弱気のスタンスはとれません。「下がったら損切り。」 これだけを守って臨みたいと思います。
海外の方は、EWM・EWSが年初来高値を付ける様な事態になったら買い戻しますが、それまでは現状のままホールドします。(ナスダック・ベアのQIDの扱いが悩ましい..。)