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totoとファンタジーサッカー

久々にtotoが巷の話題になっています。原因はキャリーオーバーが積み重なって当選金が制度上最高額の6億円まで上昇したこと。

そもそもtotoは胴元である政府が吸い上げるテラ銭が大きすぎる為、ギャンブルとしてみてもメチャメチャ割の合わない代物です。要は、投資家としての視点で見れば投機にすら値しない訳ですが、キャリーオーバーが発生すれば理論的に期待値は上昇する筈です。

まぁ、それでも賢明なる投資家ならば見向きもしない訳ですが、祭り好きな私としては参加しないわけにも行かず(?)、10口3000円だけ買ってみました。只、速報の売上を見ると、なんと今週はBIGだけで61億円の売上。全体売上がが65億なので、いかに偏ったか判ります。こうなると、キャリーオーバーで期待値が高まっても参加者が増えることで、確率論的な優位性は消滅しそうです..。orz


ところで、1銭にもならないお遊びですが、Yahooが提供しているファンタジーサッカーと言うゲームがあります。これはJリーグの試合内容を予想して、週毎に活躍しそうな選手を集めてチーム編成し、ポイントを競うと言うものです。

私はずいぶん前から2チームを運用(如何にも投資家的な言い回しですが..)していて、両チームともトップリーグ(1部リーグみたいなもの)をキープしています。(残留するのは結構大変なんすよ。)

..で、最近感じるのはチームの編成にあたって、知らず知らずに投資の知識を応用していること。まず大切なのは分散投資。チーム編成を1チームの選手に偏らせると、ボラティリティが大きくなりすぎて、大量ポイントをゲットできることもあれば、ボロボロになる可能性もあります。(今日も、鉄板と思われたフロンターレがトリニータに完敗。フロンターレの選手で固めた参加者は爆死してる筈です。)

他にも、ディフェンス・中盤・フォワードの選手はそれぞれ、公共株・日経225銘柄・新興株と分けて考えると判り易かったりします。ディフェンスの選手は獲得するポイントは少な目ですが、手堅く予想すれば大崩もしません。正に配当狙いのディフェンシブ銘柄。

中盤は活躍次第で大量ポイントを獲得できる正に花形。日経225に代表される銘柄の様に、安定て高いポイントを狙いたい所です。

フォワードは一発あたれば大量ポイントが得られますが、通常は高得点が得られないことが多く、正に新興銘柄。

後は、その節の対戦カードに応じて、予想がし難いカードが多いならディフェンスを増やし(相場が荒れているときはディフェンシブ銘柄に逃げて)、鉄板の試合が多ければ中盤を増やす(相場が上昇トレンドなら東1主力銘柄に集中する)、と言った作戦を取ることになります。


気付けば、物の考え方にスッカリ投資が染み込んでいる自分が居るわけで、やはり投資バカですかねぇ..。

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2007年05月19日 22:22に投稿されたエントリーのページです。

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