てな訳で、ファンドを買う代わりに、S株を用いてバスケットを構成することまでは決定しました。
あとは何に連動させるバスケットを組むかです。もちろん、「日本新世紀・日本株インカム・ファンド」に連動させるのが1つの方法な訳ですが、よりベターな選択は無いのか考えて見ます。
そこで気になるのが、本家シーゲル博士の息が掛かるWhisdomTree社が組成したDNL (WisdomTree Japan High-Yielding Equity )と言う海外ETF。実は最初に日本株の投信を検討する前から、この海外ETFの存在は頭に有りました。只、何も日本株に投資するのに、態々とドルに換えて為替差損をこうむる必要もないだろうと言うことで、投資対象からは外ししまっていました。
しかし、マイバスケットを組むとなれば話は別。ファンドのポートフォリォ構成さえ判れば、どんなバスケットも組成することは可能です。そして有り難いことに、DNLが連動するインデックス(WisdomTree Japan High-Yielding Equity Index)はここにその構成が日々アップデートされ、掲示されています。
これで、DNLと同等のバスケットを組成することは可能になりました。あとは、「日本株インカム・ファンド」と比べて、どちらが良いかを判断するだけ。そこで、ちょっと期間は短いですが直近1年間の騰落状況を比較してみることにしました。(注:DNLは円建てに変換してから比較しています。)
まぁ期間的にも、これだけを見て単純に優劣を決するのも如何なものかとも思うのですが、DNLが全体に頭一つ抜け出している感じなので、今回のバスケットはDNLに倣って組成することに決定します。
以下、バスケットを運営する当たっての細則を次の通り定めます。
・バスケットの構成は15銘柄とする。
・1株単価が5万円を越す値嵩銘柄はバスケットから除外する。
・1位~10位に入る銘柄は必ずバスケットに含める。逆に、一旦バスケットに含めた
銘柄ついては、20位ランク外になるまではバスケットに残しておく。(無用に細かい
ポートフォリオ調整で無駄なコストを発生させないため。)
・四半期毎に、バスケットの構成比率をインデックスに一致させる。
・構成比がインデックスと比べて1%以上乖離する銘柄があれば、月毎に修正する。
・配当金は再投資する。
・月々積立を行い、資産規模を増やして行く。
・単元株数に達した銘柄については通常株式に都度切り替えて行く。
(優待があれば、これもゲット。)
・運用期間は5年区切りで、基本10年を予定。
さて、今までに無い長丁場の投資計画。結果は如何に?