今日の東京市場は、先週末に予想した通り、堅調なスタート。しかし、結局上値を追う力は無くズルズルと失速し、結局寄り点に。しかし、これを弱いと見るか否かは微妙な所。GUして陰線を引きましたが、それでもプラスで引けたあたり、結構強いようにも感じます。
今日、ズルズルと下げた原因が上海の暴落にあるとする見方が主流の様ですが、私はあまりその様には感じていません。先週も書きましたが、既に中国A株の暴落は織り込まれていると思います。実際、上海が暴落している最中に、日本より影響を受けそうなシンガポールが堅調な値動きをしていました。(同様に香港も堅調でした。)明日もまだ上海は下げると思いますが、東京への影響は本来限定的であると考えます。
しかし、東京市場は今週末がメジャーSQですので、安く落としたい勢力は中国の下落をトリガーにして、東京市場の売り崩しを図る可能性もあります。今日も恐らく、そんな動きがあったのではないかと思うのですが、それでも前日比でプラスを保った辺り、かなり強いのかもしれないと考える次第です。
まぁ、この辺りは大人の都合で動くので、弱小投資家は傍観しているよりしかたありません。個人的には日経18350円を目指して↑のスタンスは崩さないでいます。(フルインベストメント状態なので、何とか上に行って欲しいですぅ。)
一方、海外の方も微妙な展開中。ダウ・ナスは下げて始まりましたが、今現在は大分戻して来ています。新興国株も全体的に軟調ですが、ダウ・ナスが戻せば一緒に戻りそうな雰囲気。
基本的に、上海の暴落は織り込み済みと言うスタンスでいますので、今日を押し目と考え、一旦外していたアジア新興国株の買戻しを開始することにしています。具体的には、FXI、EWM、EWS、EPP、INPを少しずつ打診買いしいます。
尚、これまではインドへの投資はCEFであるIIFを利用して行っていましたが、今回はINPを購入してみています。(先週まではIBで買おうとするとエラーになったのですが、今日は買えました。)
INPは厳密にはETFでは無い新しい投資商品です。正式名称はETNです。IIFに比べて流動性が高く、CEFの様なプレミアム/ディスカウントは付かないので、購入可能ならばこちらの方が勝手は良さそうです。(MSCI India Index に連動します。)
ETNに関しては改めて別エントリーで触れたいと思います。