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本当に強いの?

昨晩は欧州と米国が大荒れ。CMEも大きく値を下げたことから、東京市場もこれに鞘寄せした軟調なスタート。しかし、じわりじわりと盛り返し、結局引け値は僅かなプラス。明らかに、明日のSQを睨んだ大人の都合が垣間見れる値動きです。

この世界的な悪い地合の中でプラスを保ったと言う点で、やはり今の東京市場は強いと見るのが筋なのでしょうか。明日、SQを通過した後に、真の相場の強さが明らかになるのかもしれません。
正直、個別銘柄で見ていると、それほど強さも感じない微妙な雰囲気です。まぁ、日経だけでなく、TOPIXもプラスで引けているので、やはり全体にプラスなんでしょう。(でも、何故か保有銘柄の動きはいま一つ..。納得いかんです。orz)

日経平均はチャート的にも悪くなく、これからボーナスが支給されることも考えれば、18300円を目指す展開をメインシナリオに置くことは変えてません。只、海外の情勢がやはり気がかり。欧州の利上げは想定の範囲ですが、米国がここまで堅調な景気指数を示すのはちょっと予想外でした。まさか、本当に利上げが意識される状況になるとは..。まぁ、各種指数を信じるなら、景気上昇に併せた利上げ懸念なので、決して悪い話では無いと思います、長い目で見れば景気が続くと言う事でしょう。スタグフレーションじゃないってことで。只、なんとなく今の米国の好況が信用できないってのが不安の種だったり。

また、欧米が利上げ基調となると資金の供給が絞られてくるので、新興国の株式市場に悪影響が出るのが心配です。最大の資金供給源である日本さえ利上げしなければ、大丈夫だと思いますが、ここで福井さんがとち狂って緊急利上げなぞぶち上げようものなら大混乱は必至ですね。まぁ、今の時点でそれは無いとは思いますが。

ちなみに、日銀の利上げは債券相場の流れから8月説に信憑性が出てきている様です。(参院選前にやりますか?)


さて、こんな商状の中、保有銘柄の値動きはあまり芳しくありません。先日始めたバスケット運用はまだ含み益が出ていますが、今日は結構下げました。好配当が銘柄中心なので、長期金利が上昇傾向になると、値動きは厳しくなるのかもしれません。

長期金利の上昇で大ダメージを受けているのがリート。手持ちのビ・ライフだけでなく、リート全般がボロボロになってます。流石にここまでが値上がり過ぎたかもしれません。地銀あたりが売りに回りましたかね..。まぁ、リートはアセットアロケーション上、今の割合でホールドなので、ジタバタせず静観するつもりです。ちなみに、現在のビ・ライフ投資法人の配当利回りはまだ3%超です。5年債とのスプレッドを見てもまだ差はあるので、そろそろ下げ止まってくれると信じたいところ。

一方、海外市場の方は、先日打診買いを入れた新興国系のETF(FXI, EWS, EWM, EPP, EEM, INP)を昨晩の下げで全て損切り。やはりちょっと早まった仕掛けでした。確実に上昇トレンドを見てから再度仕掛けなおします。

売った資金は再度DBVに突っ込みました。現在の様な株にも債権にも動き難い状況では、金利に先高感のある通貨に逃げるのが最善手でしょうか。FXEを買っとくのが正解かも。あと、ゴールドが何気に底堅い感じなので、GLDの買い増しも考慮してみます。

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2007年06月08日 01:16に投稿されたエントリーのページです。

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