NYの1Q決算が始り、急激にセンチメントが変化して来ました。改めて、サブプライムローン問題が浮上すると同時に、これが消費セクタへの悪影響としても意識され始めました。特に、ドル安が急激に進行しているのが気になります。
今日の東京市場はNYの反落を受けて続落。なんとか18000円台で踏み止まりましたが、再上昇にはもうすこし調整する必要があるかもしれません。下値の目処としては、先ず17980円。そして次が17940円。これが割れるようだと要警戒。週末のSQに向けて、荒っぽい展開も覚悟でしょう。
..とは言え、日経のトレンドが基本↑だと言う認識は変えていません。長期金利は日米共に一旦天井を打った感じなので、暫く落ち着くことが期待されます。また、日銀の決定会合も開かれますが、7月の利上げは100%無いといってよいでしょう。注目は1人でも利上げ賛成者が出るか否かの様ですが、多分、全会一致で金利維持だと予想します。(でもって、8月に満場一致で利上げ。)
最も気がかりなのはドル安の進行具合です。私的には、円安傾向が125円近辺で止まってみせることは、日本株にプラスではないかと考えています。これが急激に円高ドル安に振れる様だと、しばらく聞かれなかった「円キャリートレードの解消」と言う話題が頭をもたげる可能性がでてくる可能性があります。こうなると、世界同時株安の恐れもあり、ちょっと怖い。
今現在、ドル円は121円を付けたところでリバウンドに入っています。今度もまた、日本の主婦の逆張りパワーで円高進行を抑えてくれることを祈るのみ..。(ナーム)
..でもって、こんな悲壮な相場付きの中、私の保有銘柄も↑↓に激しく動きましたが、トータルを見ると意外なまでに健闘。東芝とジャストシステムがむちゃくちゃ強い逆行高で、任天堂や不動産関連の大きな下げを吸収してしまいました。
続伸したジャストシステムは、今日は久々のS高でしたが、ちょっと仕手化した感もあり、明日がどうなるかは怪しいところ..。まぁ、ジェットコースター銘柄の面目躍如と言った所ですか?
一方で、外国株式のトレードは曲げまくり。SRS、SKFのベア2銘柄のポジションを落としたとたんにこの反落。代わりに仕込んだINPとEVXは冴えず、正に往復ビンタ状態..。おまけに、相性の良いはずのIXも失速中と、最近のトレードは概ねハズレてます。
まぁ、IXは円高がカバーしてくれる筈だし、バリューライン的にも底だと思ってるので、明日にも反発することを期待してます。問題はSRSとSKFで、いざポジションを落としてみると、再び買い戻したい誘惑にかられてます。しかし、その為には何か処分せざるを得ず、その場合の第一候補はEXV。なんだか売ったり買ったり節操のないトレードでダメな投資家の典型っぽいですが、リスクヘッジ的にはベアポジションを増やしておきたい気分です。なにより、曲がってますんで、ここで少しでもショートを振れば、世界相場が持ち直してくれるんじゃないかと逆説的に期待したり..。
コメント (2)
はじめましてこんばんわ。
ETFについて検索しているうちにブログにたどり着きました。
過去ログを読ませて頂きましたが、非常に貴重な情報で溢れていると実感いたしました。
これから毎日チェックするサイトになりそうです。
どうぞよろしく。
おやすみなさい。
投稿者: ハスミ | 2007年07月15日 00:14
日時: 2007年07月15日 00:14
ハスミ様、
コメントありがとうございます。
週末偏重&不定期更新のブログですので、毎日チェックして頂く程の物でも無いと存じますので、お暇な時に見に来て頂ければ、ありがたく思います。
それではまた。
投稿者: まっきー | 2007年07月16日 03:38
日時: 2007年07月16日 03:38