前エントリーを書いていた金曜日深夜の状況では、NY市場が下げながらも底堅さを感じさせるもので、このまま踏ん張れば今回の世界株安も調整一巡を予感させるものでした。そこで、突っ込み買いしてやろうとDEMの追加購入を実施。..で、夜明けてみると、想定外の大崩れ。思いっきり、落ちるナイフを掴む展開になってしまいました。(^-^;)
今回のNYの一段安の原因は、サブプライムローン問題で、今度はドイツの銀行が1つ逝ったとか逝かないとか..。他にもベアスターンズが格下げになったとかならないとか..。なかなか、悪材料出尽くしと成らないところが、嫌らしい状況です。流石に、そろそろ終わりになって欲しい所です。
..で、この悪い流れを変える一番の大技は米ドルの利下げなんですが、如何も期待は出来なさそう。注目のFOMCは今週行われますが、今回も金利据え置きが予想されている様です。原油高によるインフレ懸念がある内は、利下げの期待は薄いんでしょうか、やはり?
一方、NYの引け味の悪さを受けて、週明けの東京市場もGDのスタートを余儀なくされそう。只、先週の月曜日も同じ展開で、GDスタートの後プラ転して終えていますので、前回の学習が働けば、意外に大きく下げない展開もあるかもしれません。まぁ、現状を売られ過ぎとの判断に立ては、売る予定はありませんので、大きく底を探ってから騰げてもらったほうが、ありがたい気もします。
騰落レシオ25は底値圏を示してますし、長期金利は日米共に下落し来ています。株式に買戻しがあっても、全然不思議とも思いません。実際、1Q決算が良かった監視銘柄はなかなか値崩れをしてくれません。大きく下げる様なら、買い向かってみたいんですが、やっぱり、落ちるナイフは刺さってから抜くのが王道なんでしょう。
取り合えず今週も、ジタバタせずに相場の流れを見守ろうと思います。