いやぁ、来ちゃいましたね、暴落の第2波。予想よりも1週間早く下値を探る展開に入りました。..って言うか、下値を探るところか、底が抜けないかが心配だったり。orz
今日の急落の原因は、先立って発表された雇用統計。まぁ、好調な雇用なんて誰も予想してなかったとは思うんだけど、とにかく内容が悪すぎ。多少の悪化する程度ならば、利下げが確実に成ることで、マーケットにはプラスに働く可能性もあったんだけど、雇用者数が減少に転じたのは正にネガティブサプライズ。新規雇用者数の伸び率が低下する程度と思っていたら、一気に減少にまで転じるとは..。
こうなれば、米国の景気の減速懸念は現実化したと言えますし、政策金利の切り下げももはや確定したと言えるでしょう。問題は「利下げするかしないか」ではなくて、「何パーセント利下げするか」に移ったと思います。-0.5%は当然で、-0.75%位かまして、初めてマーケットにインパクトを与えるレベルではないかと。
一方で、今週の東京市場も冴えない展開。先週末のNYが上昇して終えたことで、週明け月曜日は上昇が期待されたのですが、これが全くの期待はずれ。当日のNYがレーバーデーで休場だったこともあってか、大きな値動き無く終了。これが結局は上値の重さを意識させる結果になった気がします。
先週末の次点では、「日経平均17000円を試した後に2番底を探る展開」を予想していたのですが、どうやら16500円レベルが天井で、2番底探しに突入する模様です。
為替のほうも、円の全面高が急激に進んでおり、113.50円を割り込んだ水準。対ユーロでも円は急騰しています。週明けの東京市場の急落は避けられない情勢です。
そこで、週明けの作戦ですが、もはや逃げ遅れたのは確実っぽいので、回転売買を狙う余地は無さそう。なので、寄付きからの成売などは考えません。あわよくば、ミューチュアルを始めとするジャスダックの低PBR系バリュー銘柄の下落幅が小幅に収まっている様であれば、これらの現金化を考えようと思います。
一方で、2番底の水準を何処と見るかですが、取り合えず下値は切り下げないと考えて、15500円に置きたいと思います。真に恐ろしいのは15262円を切り下げたケースで、こうなると14500円まで覚悟する必要があるかも..。
とは言え、ビビってばかりもいられないので、月曜日の終値が日経平均15500円を付けるようならば、残る僅かなキャッシュで買い向かおうと思います。そこで「何を仕込むか?」ですが、考えている候補の1つが、日経平均に連動するブルファンド。どうせなら、2.5倍のレバが掛かった物を仕込みたいと考えてます。
そして、もう1つの候補として考えているのが、香港市場に連動するブルファンド。(確か野村から出ていた筈。)只、こいつを仕込むには日本株以上に底値の見極めが必要。出来れば、上昇に転じたのを見てから仕込みたいのですが、約定が1日遅れになる所が悩ましい..。