週末のNYは結局反発の気配を見せることもなく、最終的に2%弱の下落。一方、為替のほうも113.5円を下回る円高に推移。
こうなると、週明けの東京市場にとっては最大級の逆風なわけですが、僅かに幸いだったのは間に週末が入ったこと。今回の急落の原因になった雇用統計の悪化を受けて、市場のコンセンサスは政策金利の利下げ確定にシフトしました。18日にも利下げがあると考えれば、流石に一方的な暴落にはなり難いと考えられ、一定の下支えになると思われます。
また、9月に中間配当を実施する高配当企業に関しても、資金の逃避先として物色される可能性があり、底固い値動きとなる期待もあり。
週明けを占う意味で、CMEの日経平均先物の終値は15805円。これに鞘寄せして始まれば-2%近い下落ですが、これ以上の下落が進行する可能性はちょっと低い感じがします。その意味で、月曜日が大幅GDして始まれば寄底の可能性が高そう。むしろ、中途半端に高く始まった方が危険な感じがしないでもない。
先のエントリーで、日経平均の2番底を15500円ラインとしましたが、すぐにこのレベルを試すことは無い気がして来ました。逆に言えば、15500円を試すならば、そこを絶好の買い場と見て、予定通りブルファンドを仕込んでみたい。
昨年も9月20日付近を底に日経平均は反発しました。今年も18日のFOMCで利下げが発表される見込みであることや、ヘッジファンドの解約が一段落付くことから、この辺りが底になる様な気がしないでもない。..って言うか、2年連続の彼岸底を是非期待したいところ。