« バーンレート(Burn Rate) | メイン | 07年・ポートフォリオの成績 »

最後まで冴えません

大納会も終わり、今年も一つの締めを迎えました。しかし、情けないというか今年を象徴していると言うか、年末最終日までも200超の下げを記録してしまうとは、東京市場はもう如何にも成りません。「こんな状況下で1週間もポジションを持ち越せない」って言う気持ちは判らんでもないのですが、ここは人の逆を行って買い向かう方が正解な気がします。まぁ、大納会でこれだけ下げたのだから、大発会はご祝儀相場も加わってプラススタートになってくれることを信じたいと思います。

さて、今週末の下げの直接原因は米国市場の下落で、その原因は経済指標の悪さとパキスタンのテロでした。結果的に、これらが年末ラリーに冷や水を浴びせる格好となり、ラリーも一服の雰囲気です。只、米国外に目を向けると、特に新興市場の勢いは持続している気もします。すこし、米国市場とは独歩調をとるのかもしれません。(むしろ、為替が急変しているのが、気になります。一気に2円の円高に振れてます。)

ところで、先週このエントリーでネタにした4つのCEFですが、この一週間の騰落率は次の通りでした。(注:CAFとEDDはこの間に分配がありましたので、その分は補正しています。)

 CAF: 13.03%
 EDD: 3.86%
 MGB: 3.46%
 EOD: 4.51%

単純に評価することは難しいのですが、同期間のNYダウの騰落率が-0.63%だったことを考えれば、これらは別次元の値動きと言って良いでしょう。(ちなみにCAFと比較して、2823.hkの騰落率は3.56%で、これも大きく異なる値動きです。)これらの結果からして、売られ過ぎ状況に対する修復の動きが始まっていると考え方が成り立ちそうです。ここは、もう少し割安なCEFへの投資に関して調べて見たいところ。


最後に、先週のトレードの記録です。まず、日本株式に関しては一切のトレードなし。只管、アホールドの継続中。

海外については、CEFのDiscountの行き過ぎをネタにした所も有って、CAFの買い増しとEODの打診買いを実施しています。(結果的にこれが成功。)

また、気になっていたTAOが値を下げてきたので打診買いしてみました。TAOは中国本土の不動産セクタに投資すると言う、バブルの真ん中を直球勝負する銘柄です。かなりボラが高くなることが予想されますが、中国バブル祭りに参加しようと思ったら、これ以上のETFは無いと思います。(それに、かのQさんは、中国の不動産バブルはまだまだ弾けないって言ってますし。^^)

一方、購入のための資金を作るために、仕込んだばかりのSKFを再び処分しています。この辺り、ちょっと相場観が揺らいでます..。

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.net-player.com/mt/mt-tb.cgi/275

コメントを投稿

(いままで、ここでコメントしたことがないときは、コメントを表示する前にこのブログのオーナーの承認が必要になることがあります。承認されるまではコメントは表示されません。そのときはしばらく待ってください。)

About

2007年12月30日 01:21に投稿されたエントリーのページです。

ひとつ前の投稿は「バーンレート(Burn Rate)」です。

次の投稿は「07年・ポートフォリオの成績」です。

他にも多くのエントリーがあります。メインページアーカイブページも見てください。