厳しい相場が続いています。先々週までは、「世間的に厳しいって言う割には、マイ・ポートフォリオは意外に頑強じゃん」見たいに結構余裕をかましていたのですが、先週は思いっきりヤラレました。
日本株については、日経平均が13300円台まで付けまして、覚悟の13700円ラインを余裕で下回ってしまいました。16日はセリクラを思わせる下げで、18日はその強制決算で更に下げた感じでしょうか。
ここまで醜いと、逆に精神安定剤としても好材料を探してみたいところですが、まずは木曜日・金曜日と米国に逆行して騰げたのが救いです。これで月曜日も陽線を引けば、底値圏の赤三兵になりますので一定のリバウンドが見込めそう。
2つめは騰落レシオ25が久々に50台を付けたこと。騰落レシオ信者としては、ここで買えば次に100台を付けるまではホールドで良いと見なせます。25日乖離率が-10%を越えたのも見逃せません。
そして、最大の支援材料が、強気派の本尊である"じゃーまんのむーしゃ氏"が弱気に転じたと言う話。「最も強気の人が転換したところが底」と言う法則からすれば、最大の買いサインがキターって感じ。あとは北禿氏の「落短」のお告げが出ればパーフェクトなので、ここは是非一言お願いしたい所です。
一方、アメリカの方が更に悲惨。先週は新興国市場が大きく崩れましたので、これがマイ・ポートフォリオへの大きな打撃となりました。週末こそ、一旦リバウンドしましたが、1週間での急落っぷりは目を覆うばかりです。原油も金も下がりましたし、世界の資金は何処に退避してしまったのか、流れが見え難くなってます。
..で、そんな中での先週のトレードですが、まず日本株は13700円を割ったところで、予定通り「ブル2.5倍日本株ポートフォリオ」をナンピン買いしました。残るナンピン予定回数は2回なので、ここも大分厳しくなって来ました。
海外の方は、予定通り週初にEODを処分して、幸いにも利益確定に成功。売った資金はDBVに投入しています。(迷ったときはDBV。)尚、EODは週後半に下落して再びDiscount率が上昇しています。もう1段の下げ来るようなら、買い戻してみるかもしれません。
次に、「相場が下げたときは銘柄入換のチャンス」の教えに従って、損切りを考えていたEVXとPIOを処分しました。代わりに、大きく下げてきたMOOを買い増し。更に、遊びでGEXとKOLのエネルギー系ETFを仕込んでます。(そして、大きくヤラレました..。orz)
ちなみに、KOLは新規に上場された、石炭産業セクターをターゲットにするETFです。石炭は温室化ガスの排出の槍玉に上げられる悪役ですが、未だに新興国では必要なエネルギー源ですし、原油の高騰を受けて石炭価格は上昇を続けています。ターゲットのインデックスは昨年1年間で大幅に上昇していますし、バリュエーションも高いので、既に乗り遅れの感もありますが、ここから原油を買うよりは妙味があるのではと思い打診買いしてみました。。
GEXは以前からマークしていた所謂代替エネルギー関連銘柄のETFです。直近の天井から30%近く下げて来ており、値ごろ感からそろそろと思って出勤しましたが早すぎでした。正に落短...。