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2008年02月 アーカイブ

2008年02月04日

少しは落ち着いたような

先週の東京市場は相変わらずの荒っぽい展開が続きましたが、結果だけ見ると週足で陽線を引きました。これで一先ず底打ちになってもらえると良いのですが..。我がポートフォリオの成績も、先週は久々にプラスの成績になっています。

振り返ると、先週のポイントはやはりFOMCの動向でした。一時は追加利下げ見送りor利下げ幅縮小の観測が流れたこともあり、相場が不安定になりましたが、結果は-0.5%の利下げでサプライズこそないものの、市場の利下げクレクレには応えた内容のものでした。

この利下げを受けても、米国市場は素直には反応しませんでしたが、冷静に見れば2週間で-1.25%もの利下げをした訳で、そうそう無視できるものではないと、徐々に見直しが入っている様に思います。

実際、今回の暴落の震源地である米国の不動産セクタの動きを見ると、VNQの株価はこの2週間で+15%も戻してきており、50日線も上抜いて来ています。逆張りのタイミングかもしれません。

逆に、下げがきついのが中国株。今ひとつ底打ちの雰囲気が出てきません。特に上海市場は冴えませんが、これは春節の連休を睨んで、買い控えが起きている様に思います。今年の春節は7日辺りからが休みだと思うので、これが明けるまでは当面辛抱が必要でしょうか。

只、同じ新興国でもブラジル辺りはかなり雰囲気が違ってます。米国市場との連動性が強いこともあってか、こちらは底から10%ほど戻して来ています。インドについては、戻りは弱いものの、それでも当面の大底は付けた様に感じます。


そこで先週のトレードの記録ですが、まず日本株に関しては、「1Q好決算銘柄バスケット」のポジションを減らして、その分で、「貸金業バスケット」を買い増しました。現在、東京市場では3Q決算の発表が始まっていますが、決して悪くない決算内容でも上方修正が無かっただけで、ヒステリックに売られる展開が続いています。これは、「1Q好決算銘柄バスケット」にとっては厳しい状況で、完全に投資の目算が外れた状況です。

逆に、「貸金業バスケット」の方はこの2週間で20%も戻してきており、ちょっと雰囲気の転換を感じさせる状況になっています。


(注:ローソク足は当バスケットを指数化したもの。チャートの作成にはOmegaチャートを利用。)


一方、海外については引き続きゴールドと食料関連をロングする方針を採っています。具体的にはCAFのポジションを落として、MOOを買い増し。あと、GAFも少しナンピン買いをしています。GAFの中心は南アフリカ株ですが、電力不安の報道もあってか大きく売られていましたが、ここへ来て下げ止まりの気配が出てきています。(EZAの方が良かったかも。)

あと、細かいところで、EDDを半分売ってESD(Western Asset Emerging Markets Debt Fund)に乗り換えました。どちらもエマージング債ですが、EDDが100%ソブリン債なのに対し、ESDは社債が40%程混じってます。只、現在のDiscountレートが-10.29%で、利回りが9.14%と言うのはかなり魅力的です。

2008年02月11日

2番底探りなら良いんだけど

週足が陽線を付けて戻りが期待された日経平均でしたが、先週はあっさりと陥落。再び長い陰線を引いてしまいました。終値は辛うじて13000円台をキープしましたが、一時はそれも割り込むなど、再び底抜けの恐怖が襲う状況です。(それにしては、政府と日銀が全くの他人事モードで、もう呆れたと言うか、期待するだけ無駄というか...。)

元を辿って、今週の失速の原因は米国のISM非製造業指数が急低下したこと。遂に、サブプライムローン問題から、米国頼みの綱の個人消費がダメージを受けたと言うことで、もはやリセッションは確実と言うことで、市場の認識は固まりました。

しかし、一方では英国こそ追加利下げを行ったものの、ECBは金利据置。この辺りの協調性の無さも、投資家の落胆を誘ってます。もっとも、ドイツ銀行の決算で、予想以上にサブプライムローンの影響が無かったことが明らかになりましたし、簡単にECBが利下げに踏み切るだけの根拠が得られないのかもしれません。

週末はG7が開かれましたが、結局何も決まらずじまい。もっとも参加国がみなヘロヘロな状態では、有効な対策が出る訳も無く、「G7イラネー」って意見も出てきそう。参加国を入れ替えるなり、追加するなりしないと、無用の長物となり果てそうな。

今回のG7では、結局「みんな自分で出来る範囲のことを頑張りましょう」みたいな結論しか出ませんでした。逆に言えれば、アメリカは自分で如何にかしますと言うことなんでしょう。その為には、利下げしつつ、なおかつドル安を食い止め、出来ればドル高に誘導したいと言う離れ業が必要になりそうですが、さてどうなることか..。


そんな中で、日経平均株価は再び急落しているワケですが、これが2番底を探る動きならば、それはそれで期待したいところ。もし、これが本当に2番底探りであれば、今回の底は13日(水)じゃないかと思ってます。これまでも、2番底を付けたケースを見ると、1番底から戻り高値までの営業日数に対して、その2/3営業日程度で2番底を付けています。今回は、1番底が1/22で、戻り高値が2/4。この間の営業日は9日とすると、2番底までは6日。とすれば、あと2営業日で底値ですが、さて如何なることか?


さて、先週のトレードですが、日本株では再び「貸し金業バスケット」を買い増ししました。その事由はアコムの決算がなかなかに良かったこと。敢えて、貸し倒れ引当金などを積み増さずに決算を良くした可能性も残るのですが、セクタ全体としても業績悪化の流れが逆転しつつあるのが感じられます。

てなワケで、日本株の中では最も買い安心感があるセクタではないかと思っている訳ですが、ちょっとやられたのが、週末に出た武富士の下方修正決算。貸し倒れ引当金の積み増し等を受けた下方修正ですが、別にココで出さなくても良かったんじゃないかと思わせる所もあり、判断が悩ましい。もし、下方修正を嫌気して、大きく売られる様であれば、絶好の買い場になりそうな気もします。2700円まで下げれば、利回りは6.5%強ですから、凄く買ってみたいですが、肝心の資金が...。orz

その他、保有株の状況としては、雪印が極悪に売られています。下方修正&餃子騒ぎでのこの急落ですが、25日乖離が-15%強と言うのは幾らなんでも下げすぎではないかと..。

もう一つ、週末にはジャストシステムが決算を発表しています。予定通りの赤字決算なのでもはや今更ですし、すでに十分売り込まれてますので、ここからの下値は限られていると思うのですがどうなることか..。流石に、赤字決算も今期で止めないと、会社そのものがヤバクなりそうです。


最後に海外ですが、先週はTAOを処分した他は、特に目立ったトレードはしてません。利下げを受けて戻り基調を見せていた不動産セクタが再び軟調になったことと、春節明けの中国市場の動きが怖かったので、ここは潔く損切りを決定しました。

2008年02月18日

一旦底打ち

前エントリーで、2番底をつけるなら13日(水)じゃないかと希望的観測を記しましたが、結果的にこれが概ね当たり。東京市場は木曜日に長大陽線を付けて、13600円台を回復すると同時に、昨年末以来の25日平均ラインを上回って来ています。

更に、日経平均の強さを感じさせたのが金曜日の値動き。この日は単なる週末要因に加えて「ヘッジファンドの換金売り最終日」「NYが3連休」の上に「前日のNYが大きく下げた」など、いろんな意味で株価には厳しい条件が重なった日でしたが、結果的に前日の終値を概ねキープすると同時に、上方に空けた窓を埋めています。これで、「チャート的にも2番底を確認した」と取り合えず言ってよい形になったと言えるでしょう。

また、この2番底を確認するチャートの形は、東京市場以外にもインドやシンガポール、香港市場でも現れており、アジア株全体が底打ち基調を示してきたと言えると思います。また、台湾市場も春節休みがあったことで2番目の底こそ不明瞭ですが、上昇トレンドに転じた気配が見て取れます。あとは上海が上昇に転じれば、アジア全体で言うことなしですが、やはりA株だけは値動きが微妙に違うので、もう少し様子見が必要でしょうか。

来週の日経平均の展望としては、再び期待を込めて、一旦の戻り相場を予想しています。最初のハードルは、ネックラインの13889円を終値で越えること。次いで、上方の窓を埋める13915円を経て、14000円台を回復してくれれば、先ずは言うことありません。今週末に14000円台を回復してくれれば、25日平均も右上がりになるはずなので、この展開を強く期待したい所です。


そこで、先週のトレードの記録ですが、案の定、下方修正を行った武富士が売り込まれてましたので、これをなけなしのキャッシュで買い増しました。ちなみに、18日終値の2585円で計算すると、配当利回り=6.96%・PBR=0.79・予想PER=8.39で、如何見ても割安ではないかと..。

一方で海外の方は、上昇基調のアジアの中でイマイチ冴えない中国A株(CAF)を処分して、インド(IIF)を仕込みました。ギリギリまでFXIと迷ったのですが、結局インドを選択しました。また、インドを選択する際にINPにするかIIFにするかと言う問題があるのですが、ここではプレミアムがついているINPを避けてディスカウント状態のIIFを選んでいます。尚、最終的にはWhisdom Treeが組成予定のインド株ETFにスイッチする予定。

あと、今週の作戦としては、一部債券ETFのポジションを落として、EWSを仕込んでみたいと考えています。最高値からの下落率では日経平均並みに落っこちているシンガポールですが、そろそろ仕込み所な気がしてます。

ews.gif

日経ヴェリタス創刊準備号

創刊に向けて、色々な所で宣伝を目にする日経ヴェリタスですが、創刊準備号が我が家にも届きました。別に契約をした訳では無いのですが、日経の集配所から暫く無料で届けます旨の連絡が来てまして、その最初の1冊という訳です。

さて、どんなもんかと一通り読んでみましたが、所謂マネー雑誌と株式新聞の中間的な代物といった感じでしょうか?特集記事は別に新聞ならではのタイムリーな内容ではなくて、マネー雑誌の企画と然して変わらない感じです。(ちなみに、創刊準備号の特集は中期計画の達成状況と株価との相関関係についてでした。)

個人的に読む気が起きたのは、後半部分の世界の株式や為替の動き、投資関連のトピックスをウィークリーに纏めた紙面です。これは普段の日経新聞の内容よりは一段詳しい内容で、かつ即応性も有り、読む価値ありと感じました。

逆に、最もイラナイと思ったのは、中盤にかなりのページ数を占めている株価や投信の基準価格を示したページ。PERなどのファンダメンタル値も出ているので、日経の株式欄よりは詳しい内容ですが、紙ベースで大量のページを割いてまで掲載する必要のある内容とは思えません。今や、インターネットで欲しい情報は一発で取り出せる訳ですから、こんな株式欄を見る人が居ると思ってるのか疑問です。
あえて載せるのならば、単なるリストではなくて、何らかの基準でランキングしたりスクリーングした結果にして欲しいところ。今のままでは、単なるページ数稼ぎにしか思えません。

あと、毎週日曜日の発行になるようですが、どうせなら土曜日に出してもらえると嬉ですね。2日間かけて読めますから。

2008年02月20日

動きましたね

注目の連休明けのNY市場でしたが、ウォールマートの好決算を受けて全面高の気配です。株式もコモディティも総揚げの状況。チャート的にも2番底形成の形ですし、次のFOMC辺りまでは戻り相場が期待できそう。

..と言うワケで、予定通り債券ETFを処分して株式ETFへの乗り換えを敢行。具体的には、EDD全数とDBVの一部を処分して、FXIとEWSを購入してます。

あと、UNGが目標の+10%をクリアしたのでこれを利益確定。問題は、戻った資金を何に投資するか?コモディティ投資用の資金ですが、ゴールドと食料は既に相当高いし、原油も急騰中でちょっと買えない感じ。そこで、取り合えず資金の半分だけ使って、DBCとDBBを購入。コモディティで迷ったときは総合インデックスのDBCだろうと言うことと、コモディティの中ではベースメタルが比較的低位なのでDBBを選択してます。

2008年02月24日

円建て保有銘柄(2008/2/22)

銘柄構成上の変更は無し。

 ・「ブル2.5倍日本株ポートフォリオ」を買い下がり継続。
 ・「貸金業バスケット」を買い増し。


■ファンド

 - 三菱UFJ投信:外国株式インデックス *1
 - みずほ投信:みずほウェルズファーゴ・エマージング株式 *2
 - みずほ投信:みずほJ-REIT *2
 - DIAM:中国関連株オープン
 - 新光:新成長中国株式ファンド
 - HSBC:ブラジルオープン
 - AIG:新成長国ダブルプラス
 - 東京海上:エネルギー・食料関連ファンド
 - 日興:世界のサイフ
 - ブラックロック:グローバル・フレキシブル・バランス・ファンド
 - セゾン投信:バンガード・グローバル・バランス・ファンド
 - 大和証券投信:ブル2.5倍日本株ポートフォリオ
 
  *1: 三菱UFJ銀行のATMと振込み手数料無料化のために保有
  *2: みずほ銀行のATMと振込み手数料無料化の為に保有


■個別銘柄

[長期ホールド]
 - 東芝(フラッシュメモリ・原子力)
 - JR東日本(電子マネー・駅中開発)
 - 任天堂(DS・Wii)
 - 雪印乳業(優先株償却)

[バリュー]
 - セガミメディクス(セイジョーと合併・花粉症)
 - 東京カソード

[バスケット運用]
 - 好配当銘柄バスケット(DNLトラッキング)
   日産自動車、ホンダ、野村HD、JFEHD、新日鉄、関西電力、大和証券
   九州電力、アステラス製薬、中部電力、第一三共、エーザイ
   神戸製鋼、東北電力、花王
   
 - 貸金業銘柄バスケット
   アコム、武富士、アイフル、プロミス、クレディセゾン、UFJニコス
   イオンクレジット、OMCカード、SFCG、ロプロ

 - 1Q好決算銘柄バスケット
   島精機製作所、ダイキン工業、JUKI、グローリー、芝浦メカトロにクス
   スタンレー電気、富士フィルム、生化学工業、日野自動車、アイシン精機

 - 低PBR銘柄バスケット
   フルサト工業、ワキタ、スルガ、富士エレクトロニクス、杉本商事
   フジオーゼックス、NBC、サンコール、アロン化成、コンドーテック

[塩漬]
 - ジャストシステム(xfy)


■その他

[コモディティ]
 - 地金積立(田中貴金属・G&Pプランナー)

外貨建て保有銘柄(2008/2/22)

・エネルギー関連を処分する方針に沿って、GUR,IF,GEX,KOLを処分。
・逆にゴールドと食料関連を買い増す方針に沿って、GDX,GAF,MOO,DVAを購入。
・TAOを仕込んで直ぐに損切り。
・EDDとDBVの一部を処分してESD, FXI, EWSを購入。
・CAFを処分してIIFを購入し、更にIIFからEPIにスイッチ。
・UNGを利益確定して、代わりにDBCとDBBを購入。


■長期保有銘柄

[Unit Trust Fund]

- Fidelity ASEAN
- Fidelity Euro Balanced Fund
- Franklin Mutual European Fund
- Templeton Eastern Europe
- INVESCO Asia Infrastructure Fund
- HSBC Managed Growth Fund
- JF Philippine
- FWF India Focus Fund
- Shloder Select BRIC's Equity


■トレーディング銘柄

[中南米]
- iShares MSCI Brazil Index (EWZ)

[中国]
- iShares FTSE/Xinhua China 25 Index Fund (FXI)

[インド]
- iShares BSE SENSEX India Tracker (2836.hk)
- WisdomTree India Earnings Fund (EPI)

[東欧・ロシア]
- Lyxor ETF Russia (2831.hk)

[アジア・太平洋]
- PowerShares Dynamic Asia Pacific Opportunities Portfolio (PUA)
- iShares MSCI Singapore Index Fund (EWS)

[アフリカ・中東]
- SPDR S&P Emerging Middle East & Africa (GAF)

[新興国]
- Claymore/BNY BRIC ETF (EEB)
- WisdomTree Emerging Markets High Yielding Equity Fund (DEM)

[北米]
- 現在なし

[西欧]
- 現在なし

[グローバル]
- 現在なし

[個別セクター]
- Market Vectors Gold Miners (GDX)
- Market Vectors Agribusiness ETF (MOO)

[REIT・不動産]
- 現在なし

[コモディティ]
- PowerShares DB Agric (DBA)
- PowerShares DB Base Metals Fund (DBB)
- PowerShares DB Commodity Index Tracking Fund (DBC)

[債券]
- Aberdeen Asia-Pacific Income Fund (FAX)
- Templeton Global Income Fund (GIM)
- PowerShares Emerging Markets Sovereign Debt Portfolio (PCY)
- Western Asset Emerging Markets Debt Fund (ESD)

[為替]
- PowerShares DB G10 Currency Harvest (DBV)

ポートフォリオ構成(2008/02/22現在)

PF20080222.gif

基本的に先月から意図的な構成比率の操作は行っていません。海外株式が戻り歩調に入ったのに対し、日本株の戻りが遅いことから、外国株式の比率が若干増加し、日本株式の比率が低下しています。

2008年02月25日

ボラ高すぎです

基本的にボラティリティの高い相場が続いている訳ですが、先週もまた例に漏れず激しい値動きの1週間でした。
その原因はやはりNY市場。月曜日休場で火曜日から始まったNY市場は相場の流れの変化を感じさせる様な、急騰する展開でスタート。これを見て私も買いに回り、安心して床に就いた訳ですが、これが起きてみるとビックラ。まさかのマイ転です。

このNYのあまりの弱さを見て、13889円のネックラインのクリアを伺っていた日経平均はあっさりと陥落。一気に400円以上も急落し、25日線を割り込んで13300円台へ..。

ここからの日経平均は正にNYの値動きに正にリカップリング。木曜日に急反発したかと思えば、金曜日は再び急落。下手に売り買いしていると往復ビンタをバシバシ喰らいそうな相場商状でした。やはりこう言うときは動かずにジッとしているのが一番ですか、そうですか。

救いなのは、金曜日のNYが火曜日とは真逆の動きをして急反発して引けたこと。原因はモノラインの救済策が週明けにも出てくると言うニュースに好感したもの。これを受けてCMEも急反発して、13595円で終了。これで週明けの日経も続落は避けられそうな感触です。

そこで今週の見通しですが、チャート的には上値がきり下がる一方で、下値は切り上がるフラッグを形成する展開。今度の13800円付近がフラッグの頂点となりそうです。ここで上に抜けてくれることを期待したいワケですが、ちょっと気になるのが騰落レシオ。木曜日の時点で騰落レシオは売りサインの120台を付けており、これが先行指標だとすると、そろそろヤバイ頃合。ちなみに昨年は2月末に急落してるのも気になる所。^^;


..で、先週のトレードですが、日本株は売り買い無し。まぁ、動きがまったく読めないので、仕方のない所でしょう。只、今週は騰落レシオの件も有るし、高い所があったら、「ブル2.5倍日本株ポートフォリオ」を少し売るかもしれません。あと、東京カソードを適当なところで処分して、その資金で「低PBR銘柄バスケット」を買い増すことも考えてます。

一方、海外の方は色々と売り買いを行ってます。基本的に少し強気に転じてまして、まず火曜日の時点で、EDDとDBVの一部を処分してFXIとEWSを購入。更に、UNGが目標を達成したので利益確定。売った資金は改めてDBCとDBBに投入。

更に、22日にはWisdomtreeから待望のインド株ETF「WisdomTree India Earnings Fund (EPI)」が上場されましたので、IIFをこれにスイッチ。これまで、NY市場にはインド株のETFは上場されいませんでしたので、EPIはかなり貴重な存在です。(ETNであるINPはPノーツ規制の一件から裁定が効かなくなっており、プレミアムとディスカウントが激しく入れ替わる、高ボラな銘柄になっています。)

ちなみに信託報酬は0.88%なので、INPとほぼ同じで、1.3%のIIFよりはかなり低めの設定になってます。只、ちょっと気になるのはポートフォリオの構成。配当をベースにした配分と言うこともあり、「Reliance Industries Ltd」が約13%と頭一つ抜けて高い比率になっています。

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