創刊に向けて、色々な所で宣伝を目にする日経ヴェリタスですが、創刊準備号が我が家にも届きました。別に契約をした訳では無いのですが、日経の集配所から暫く無料で届けます旨の連絡が来てまして、その最初の1冊という訳です。
さて、どんなもんかと一通り読んでみましたが、所謂マネー雑誌と株式新聞の中間的な代物といった感じでしょうか?特集記事は別に新聞ならではのタイムリーな内容ではなくて、マネー雑誌の企画と然して変わらない感じです。(ちなみに、創刊準備号の特集は中期計画の達成状況と株価との相関関係についてでした。)
個人的に読む気が起きたのは、後半部分の世界の株式や為替の動き、投資関連のトピックスをウィークリーに纏めた紙面です。これは普段の日経新聞の内容よりは一段詳しい内容で、かつ即応性も有り、読む価値ありと感じました。
逆に、最もイラナイと思ったのは、中盤にかなりのページ数を占めている株価や投信の基準価格を示したページ。PERなどのファンダメンタル値も出ているので、日経の株式欄よりは詳しい内容ですが、紙ベースで大量のページを割いてまで掲載する必要のある内容とは思えません。今や、インターネットで欲しい情報は一発で取り出せる訳ですから、こんな株式欄を見る人が居ると思ってるのか疑問です。
あえて載せるのならば、単なるリストではなくて、何らかの基準でランキングしたりスクリーングした結果にして欲しいところ。今のままでは、単なるページ数稼ぎにしか思えません。
あと、毎週日曜日の発行になるようですが、どうせなら土曜日に出してもらえると嬉ですね。2日間かけて読めますから。