騰がるにしても落ちるにしても、幅が大きくなるだろうと予想した先週でしたが、結果的に上に大きく動きました。
ポイントはやはりメリルとシティの決算発表でした。この2社の決算が市場の予想範囲内に落ち着いたことで、市場が強気方向へ大きく傾いた感じです。リスクを取る動きが出てくれば、円のキャリートレードも復活する訳で、ドル円も一時104円台まで回復しています。
逆に、行きすぎた感があるコモディティ市場では、金と穀物が下げています。只、本丸の原油が頑強なのがかなり意外。115円を越えて更に上昇を続けています。何処かで急落があるのは確実と思うのですが、そんな風に懐疑的な奴がいる内は下げないのかもしれません。お陰で、ヘッジのために仕込んだDUGが、大幅な含み損となっています。
一方、日本市場はと言うと、週間では殆ど上昇をしていません。原因はハッキリしませんが、先行して騰げてきていた為かもしれません。何れにしても、CMEの終値は13770円ですので、週明けの東京は大きくGUして始まることが確実です。もし、13700円~13800円を保って月曜日が引けるようであれば、チャート的には抵抗線をブレイクしたことになり、更に上を狙える展開になってきます。
只、気になるのは騰落レシオ。既に114まで来ており、月曜日が予想通りの全面高となると、レシオが確実に120を越えてきます。騰落レシオ信者であれば、月曜日は売りを考えるところかもしれません。
そんな中で、先週のトレードの記録ですが、先週は身を屈めて嵐を避ける予定でしたので、然したるトレードは行っていません。日本株に関しては、「日本株ブル2.5倍ポートフォリオ」を僅かにキャッシュファンドへスイッチングしたのみです。
一方、海外の方はヘッジ用のQIDを僅かに買い増しして、結果的に裏目を引いています。まぁ、相場が好転すればトータルでは大きくプラスですので、ここでの失敗は良しとしておきます。しかし、私が「ベアファンドを仕込むと相場が反転」と言う流れは今回も継続でした。orz
尚、今週も特にトレーディングの予定はありません。只、日経平均が13800円を付ける様なら、「日本株ブル2.5倍ポートフォリオ」の、キャッシュファンドへのスイッチングを進めると思います。