先週は下値模索する展開を確信していたのですが、完全に外しました。結果的に25日線まで下げてスタートした月曜日が寄り底で、反転上昇。金曜日こそ利益確定に押されて下げましたが、直近の高値14209円を上回わって、上昇トレンド継続となっています。
材料的には渋い決算発表が続いている上に、中国では震災が発生。時節的にはヘッジファンドのポジション解消のピーク..。等々、悪材料が続いているのですが、これを無視する強さでした。やはり、積み上がる売残による下値抵抗は並大抵ではないのかもしれません。
只、テクニカル的には一旦は下に行きそうな雰囲気が満々な所が悩ましい。チャート的には上値抵抗線に触れてますし、ボリンジャーバンドも2σ付近で押し戻された様にも見えます。ここから一旦跳ね返されて、ボリンジャーバンドの0σである13800円か、25日線が居る13600円台まで下げてくれると判り易いですし、買いのチャンスにもなるのですが、そうは甘くないのかもしれません。
個人的には13週線が位置する13300円台まで下げて欲しいと思っているのですが、無理ですかね、やはり...。
一方、NY市場もS&P500の棒騰げが続いており堅調。更にこれに引きずられる形でエマージング市場も好調で、特にロシアとブラジルの急騰ぶりは目を見張ります。これは、原油の高止まりも一因なんでしょう。そういう意味ではオーストリアの急騰も凄いです。
逆にイマイチ冴えないのがインドと中国。まぁ中国は震災で一部銘柄の取引ストップしたりで、弱いのは仕方のない所ですが、インドの値動きはかなり重たいです。やはり産油国と石油消費国の差なんででしょうか。
まぁ、なんだかんだ言って世界同時株高に近い状況なので、マイポートフォリオとしては好調な成績を刻んでいます。日経平均同様、なんとか年初のレベルまで成績も回復してくれました。(思い返せば、2月はホント地獄の日々でした..。^^;)
..と言う所で先週のトレードですが、先週はグロース銘柄バスケットの買い増しを実行しています。もうすこし下げてから買い増しを考えるつもりでしたが、日本電波工業・大阪チタニウムの2銘柄が決算発表を受けて-10%を越える如何見ても売られ過ぎとなった為、ここでの仕込みを実行。結果的に両銘柄共に週末に掛けて急反発してくれたお陰で、含み損をほぼ解消することが出来ています。
一方、アサヒプリテックは好決算を受けて10%以上のプラスになっていましたので、これも買い増し。太陽インキ製造は微妙な決算を受けて一旦は下げましたが、下げ方が渋いのを見てこれも買い増しを実行しています。結果的にこれも週末に反発しました。
今秋の予定としては、取り敢えずアサヒプリテックの買い増しを考えています。四川地震で、非鉄金属の算出に影響がでるとの観測が出ており、レアメタルもこの影響を受けると予想しています。只、チャート的には一旦調整しそうな気配も月曜日から買い仕掛けるか否かは悩ましい所。
また、日本株ブルベアファンドについては、15000円到達で追加売り、13500円で買い戻しのスタンスで行くことにします。
次に、海外のほうですが、予定通りFAXを利益確定して、その資金で新規組成されたBZFとCYBを仕込みました。只、IBから注文しているのですが、いくら買いを出してもなかなか約定しないため、欲しいだけの株数を仕込むことが出来ていません。決して流動性は(WisdomTreeの商品にしては)悪くなさそうなのですが、何故か約定してくれません。これについては気長に買い注文を出し続けることにします。今週はPCYも処分してBZFとCYBを買い増す予定です。