上下のボラが大きいながらもトータルでは上昇基調が感じられて、何気に気分が良かった先週でしたが、最後に大崩がまってました。キッカケは米国の雇用統計。これが大崩れしたことで、米ドルの利下げ停止観測にも疑念が生じたのか、米ドルが急落し、代わりにコモディティが再度の急騰となりました。
この一週間の流れに見事に逆行する動きからすると、週明けの日本株が大きく売られるのは取り敢えず覚悟しなければならなそう。CMEの終値は14065円なので、首を洗って待ってないとダメそう。
WTI原油価格は一気に反発して140ドルを伺う勢いで、これは150ドルの突破も普通にありそうですが、逆に言えば次に崩れるときこそが大天井であるのは間違いない気がします。それが200ドルなのかは判りませんが..。
一方で、ここからの日本株式を含めた世界の株式の下落局面は仕込みのチャンスになりそうな気もします。何時まで下げるかは原油次第となりそうなので、焦って買い向かう必要はなさそうですが、消去法で資金が日本株に戻り易い状況も変わっては居ないと思います。何れにしても週末のSQに向かってかなり荒れそうな雲行きでしょうか。
..と言う所で、次週の計画ですが、相場はかなり荒れそうなので、ジッと動かずに嵐が去るのを待つ展開になりそうです。
UFJニコスは出来れば利益確定したかったのですが、タイミングを逸したみたいです。一方、日経報道では「シティバンクがディップを縮小」との報道が出てきており、消費者金融業界の淘汰は更に一歩前進しました。次は武富士&アイフルの去就ということで、市場の注目は間違いない様です。
外国株式に関しては、新興国株を微妙に減らす方向で銘柄の見直しを終えた所ですので、当面はこのポートフォリオを維持して行きます。