先週は計画通り夏季連休が取得できたことで、相場を忘れて旅行に行っておりました。..と言うことで、今ひとつ先週の動きが感覚的に理解できていないワケですが、値動きの記録を見る限り、結果的に海外はヨコヨコで、日経は微かに下落と言う状況です。
日経に関しては月末のドレッシングがあることを期待していたのですが、その期待も全体に冴えない4半期決算によって吹き飛ばされてしまいました。
まぁ、減収減益ともなれば株価が下がるのも止む無しとしても、コマツや任天堂の様に増益でも見通しを上方修正しないと言うだけでココまで売り込まれてしまうのはちょっと違うのでは無いかと思ったり..。海外からの仕掛けで売り崩されていると言う話もあるようですが実際のところは如何なんでしょう?これを受けて、日本でも空売り規制なんて話も出ているようですが、空売り自体は適正な株価の形成に不可欠なシステムです。ここは、妙な副作用のある施策を焦って打つことは無いように願いたいところ。
..と言う所で、決算発表も一山を越えてきた状況ですが、私の保有銘柄も結構エライことになっています。厳しいのは件の任天堂と東芝。何れも長期保有している銘柄ですのでここは黙ってホールドです。尤も、同じ長期保有銘柄でもJR東はココへ来て好調。原油高騰で夏休みも列車の利用が増えているらしく、決算はソコソコでしたが株価は底堅い展開です。また、価格転嫁が上手く行っている気配の雪印の株価も堅調ですが、こちらは決算発表が未だなので予断は許しません。
バリュー銘柄で予想外なのがココカラHD。業態的に売上が大きいのは冬場なので、第1四半期の進捗率は低くても良いのですが、株価的には厳しい評価を受けています。ある意味、押し目買いのチャンスなのですが、先立つ資金がありません..。
あと、もう1つバリュー投資として仕込み始めていた星和電機については、とりあえず予定の1/2まで買えました。残り1/2は様子を見ながら買い増しのタイミングを計ります。
各種のバスケット運用については、好配当バスケットは自動車セクタが悪い一方で、公益とヘルスケアセクタが堅調で全体としては値を保っています。貸金業バスケットはいい加減に底打ちして欲しいのですが、微妙にジリ下げ。グロースバスケットはこの相場展開では最も苦しくて、大きく下落中。一方、低PBRバスケットはその特性上、下げ相場には強い抵抗を示しています。
あと投資信託ですが、組成以来保有し続けてきた「エネルギー&食料ファンド」の利益確定を段階的に開始しました。あと1/3残っていますが、これも来週中には売り切りの予定です。
一方、海外の方は一進一退の展開。原油を筆頭としたコモディティの下落が続いており、DTO・SMNのベアETFが順調に含み益を上げてくれています。また、ダメ元で仕込んだMBIが一週間で57%も上昇。含み損を解消して、一気にプラスに転化しています。
..とココまでは良いのですが、厳しいのがGDX。予想以上にゴールドの下げが厳しく、それ以上にGDXは下落しています。逆に言えばゴールドが持ち直せば、GDXの上昇はそれ以上が狙えるハズなのですが、今暫くは我慢が必要そう。ゴールドが870ドル辺りまで下げるようなら、GDXを押し目買いしようと思いますが、そこまで下げてくるかどうか?
と言う所で、基本的に今週は様子見の予定です。只、原油が戻り基調なので、一旦上げてから下落に転じる展開になれば、そこでDTOを買い増してみたいと思ってます。