オリンピックも閉幕を向かえ、改めて相場に向き合わなければならない訳ですが、日経平均は再び厳しい局面を迎えてしまっています。週末には直近の下値を切り下げてしまいました。更にドル建てでみると底抜けの状態です。こうなると底値の目処がちょっと付きません。3月の12000割れをも覚悟しなければならないのかもしれません。そうなる前に政府の景気対策の提示を強く望みたい所です。
尚、金額的な底値の目処が立てづらいので、その代わりに、今回は信用評価損率を指標にすることを考えています。-20%を割ってくるようであれば、一旦底打ちと睨んで、少しずつ買いに回ろうかと。
一方、海外の方はコモディティ相場に振られながら落ち着きの無い状況が続いています。グルジア情勢がキモなワケですが、木曜日には一旦底打ちして急反発した原油が金曜日には再び元の水準まで売られてしまいました。これはロシア軍の撤退完了の噂を受けたものだと思われますが、実態的には干渉地域を設定して居座り続けている様なので、週明けの原油相場が如何転ぶのか、予断を許しません。
そんな中で先週のトレードですが、日本株については何もしていません。ズルズルと値を下げるのを只眺めている状況ってのも、精神的には厳しいです。ココカラHD辺りは明らかな下げすぎだと思うのですが、ナンピンするにも日経の反発を見てからにしたいトコロ。まぁ、こんな風に考えている人が多い限り、反発はマダ先になるんだと思います...。
一方、海外の方はチョコチョコと売り買いを行っています。まず、目立つところで、原油をドテンして、ダブルでロングするDXOを週末の下げたところで仕込みました。但しこれは、週明けも続落する様なら迷わずに損切ります。
また、コモディティの底打ち気配を見てSMNのポジションを縮小し、その分でSRSを買い増しました。また同様に、ゴールドも一旦底打ちとみて、GDXを更に買い増し。
最後に、米ドル高のヘッジの意味も込めてDRRを少しだけ買ってみました。尚、買値の2倍に成ったら半分売る予定だったMBIですが、タイミングを逃がしてしまい利益確定をし損ねました。結果的に、一旦底を叩いた雰囲気もあるので、ここはもう少しホールド継続して見たいと思います。