DMM出資馬の近況 2024/12/20:グランデスフィーダ、ミスティックロア、シンハナーダ、オブシディアーナ、エクラドネージュ
1.グランデスフィーダ
12/14、中京・1勝クラス(ダート1400)に出走して5着でした。外枠から芝スタート部を積極的に追い出して3番手を並走する体制を確保。1000M通過が58.6のハイペースの展開を追走しましたが、直線で思う様に伸びきれず2頭に交わされて5着と言う内容でした。
一見すると力不足にも見えるレースでしたが、改めて時計を精査すると上位3頭が水準以上の内容で走っており、グランデスフィーダ自身も自らの力は発揮できていたと評価します。ぶっちゃけ、今回のレースは「相手に恵まれなかった」と割り切ることが正解でしょう。低いメンバーレベルを期待して選択した中京だっただけに、あまりにもツキの無い結果でした。
そう言う観点から、この競馬を続けていれば何れは勝ち上がれると思いますし、幸い権利も確保出来ましたし、馬体は未だに太目残りですから、ここも続戦を選択して欲しいところです。ただ、続けて3走している状況と人気厩舎であることを考えると、「ここで一旦放牧」と言われても止む無しではあります。レース後も脚元と馬体に問題はなく飼葉も食べているとのことなので、何とか続戦をお願いしたいところ。
2.ミスティックロア
チャンピオンヒルズにて繋靭帯炎の治療が続けられています。この中間も運動は止められていることから、相当ストレスが溜まっている模様。ここは何とか我慢して欲しい所。
3.シンハナーダ
ノーザンF天栄にて放牧中。この中間は右トモの蹄を痛めてしまい、運動を休止していたとのこと。12/20よりTM運動が再開されています。既に膿は出せており、ここからは回復の一途だと思います。結果的に休養が長くなってしまいましたが、次走の目標は1回東京だと思うので、まだまだ焦らずにいて良いと思います。
4.オブシディアーナ
12/21の中山2R・未勝利(ダート1800牝)への出走が確定しています。また、鞍上は菅原明良Jに継続騎乗して頂けます。12/18、美南Wで最終追い切りを実施して、66.7 51.9 37.7 12.1 (位置2,G前仕掛け)を計時。オブシディアーナにしては抑えめの時計ですが、前週に好時計を出していますので、テンションを考えてもこれ位が良いところかと思います。
デビュー戦も追い切りの時計は水準以上が出ていましたが、本番では全く競馬にならず惨敗。原因は馬自身に走る気の無かったことで、当初から気性の幼さは指摘されていたところでした。そう言う意味で、本走のポイントは「気持ちを走ることに向かせることが出来るか否か」ですが、これについてはブリンカーを着用することで集中力の増すことに期待したいところです。国枝師からは「今回はデビュー戦のようにはならないと思いたいですし、ならないと思います。」のコメントが出されており、名伯楽の見立てを信じたいと思います。
5.エクラドネージュ
チャンピオンヒルズにて放牧中。デビュー戦のストレスからのリフレッシュが図られていますが、随分と雰囲気は良くなって来た模様です。疲労については入場時から無かった様なので、体力的には十分競馬に耐えられたものと思います。次走の想定は2月の京都とのこと。