2/25中山8R(芝1600)にレーヌジャルダンが出走します。枠番は1枠2番に決定しました。データ的には2枠~3枠辺りの方が成績が良いのですが、基本的に内枠有利のコースですし、スタートが上手でテンの速いレーヌジャルダンにとっては絶好の枠が引けたと思っています。
レーヌジャルダンは今一つ好走条件が分っていません。前走は東京芝1600で2着と結果を残したことから、続けて今走も1600が選択された訳ですが、同じ1600でも東京と中山ではレース展開がかなり違ってきますので、これが如何出るか注目しています。
前走は色々な意味で「展開が味方した」と言える内容でした。1枠1番から好スタートし、特に競り掛けてくる馬がいなかったことから自分のペースで逃げを打つことが出来ています。そう言う意味もあって、レーヌジャルダンの好走条件は「気持ちよく走らせてあげること」などと言われています。
そこで今走が如何なるを考えてみると、まずメンバーレベルは抜けた実力馬こそいないものの、前走の補正タイムが100~96の馬が8頭もいる上位混戦模様です。持ち時計に差がないと言う意味では、勝負の決め手はその他の条件が効いてくると考えられ、その点で有利な内枠が引けたことは間違いなく良い材料であると言うことが出来ます。
他馬の脚質を見ると、逃げ~先行しそうな馬は10.レッドルチア,12.ヴィータファン,16.サルダーナあたりで、総じて外枠に入ってくれました。中山1600は2角で外を回ると最後まで外~外を回らされることになるため、スタートから2角までのポジション争いが自然と厳しくなりますが、前を狙う馬がこれだけ外側に行ってしまえば、レーヌジャルダンとしては何時もの通りのスタートさえ切れれば、無理することなくハナを奪える状況です。
一方で気に掛かるのは、楽に先手が取れたとして、中山1600は4角まで下りのため、速度の緩むポイントが無い点です。レーヌジャルダンにとっての理想のレースは、内埒沿いの最短コースを出来るだけ緩いペースで先行し、4角から抜け出す展開だと思います。要するに前走と同じ展開ですが、今回は直線が短くなるので、前回の様な差しは簡単に届いてきません。
しかし、問題はそう易々と緩いペースの逃は許してもらえないところで、絡んでくる馬が確実に出てくると思います。その時に譲らずに頑張るのか、それとも一旦引いて脚を溜めるのか、鞍上の判断を見守りたいと思います。前走の結果が良かったポイントは、残り400の所で後方を引き離すギアが残っていたことにあったと思います。今回も4角まであのギアを1段残しておくことが出来れば、結果は自ずと付いてくると思っています。
明日も口取りが当たりましたので、現地で応援して来ます。