10/24、JS秋季繁殖馬セール2018が開催されました。以下、グリーンファーム所縁の母馬の落札状況をまとめておきます。
母馬 受胎馬の父 落札額
ネーラペルレ ストロングリターン 5,724千円
シーザシー カレンブラックヒル 1,620千円
オンシジューム エイシンフラッシュ 1,080千円
トゥルヴァーユ ロゴタイプ 1,620千円
ハートビートワルツ サトノアラジン 2,160千円
オルトリンデ ロードカナロア 11,556千円
取り敢えず主取りとなった母馬はいませんでしたが、特にオンジジュームの評価は相当低い評価額となりました。エイシンフラッシュの種付料が1500千円であることを考えると、母馬の評価はマイナスになってしまいます。流石にマーケットの評価がこれだけ低いと、オンジジュームの2017の募集にも影響が出るかもしれません。(しかもグリーンファーム募集馬の中では比較的高額ですし..。)
反対に比較的高値で落札されたのがネーラペルレで、ストロングリターンの種付料が1000千円であることを考えれば、母馬の評価はそれなりに高いものになったと思います。
あとは予定馬の中で見落としていたのですが、オルトリンデが上市されており、高額で落札されています。但し、ロードカナロアの種付料が8000千円であることを考慮すると、母馬の評価額としてはネーラペルレの方が上と言うことになります。ちなみにオルトリンデの当歳馬(父ロードカナロア)は今年のセレクトセールに上市され、5200万円の高額で落札されています。その母馬をあっさりと繁殖馬セールで手放してしまうあたり、繁殖牝馬として社台グループの残ることの厳しさを改めて感じてしまいます。