一口馬主をやっていると、時として眩暈を覚える様なレースを突き付けられることがありますが、今回はそんなレースとなってしまいました。内容的に全く買える要素が無く、未だ2歳ながら先行きに不安を感じずにはいられないものでした。
愛馬のこう言うレースを回顧するのも辛いものがありますので、今回は簡単に振り返りたいと思いますが、ここまでダメだった理由が正直言って分りません。恐らく凡走の要因としては「気性、輸送、馬場状態」等で、これが複合したとも考えられます。
最初に怪しいと思ったのがゲート入り前の輪乗りの状態で、入れ込む様な落ち着きのない様子を見せていました。そして、スタート自体は一拍遅れた程度でしたが、そこから全く行き脚が付かず後方からの競馬となり、せめて速い上がりが使えれば救われたのですが、それも見ることが出来ませんでした。テンも上りもデビュー戦の内容より劣っており、何でこうなってしまったのかサッパリ謎です…。🤔
確実に問題の一つは休み明けにも関わらず馬体重が-8Kgの416Kgまで落ちていたことで、奥村師のコメントに拠れば長距離輸送によるものとされています。只、新潟への輸送を長距離輸送と言ってしまうと、他の何処にも行けなくなりますから、流石にこれは言い訳になりません。後は稍重でしたが、元から荒れた馬場に雨で緩んだ時計のかかる馬場は、軽量のアルジェンタータには堪えたことは間違いないでしょう。
こうなってしまうと次走が本当に難しくなります。馬体重を見る限り続けて使うことは困難であり、一旦放牧に出して立て直すことになると思いますが、競馬に慣れるチャンスがまともに作れない状況になってしまいます。何か状況を一変させる要素があると良いのですが、それもちょっと思いつきません。あるとすれば減量騎手の起用くらいでしょうか。策が無ければ、取り敢えず”成長待ち”と言うことになるのかもしれません。😖