11/11、愛馬アメリカンツイストが東京500万(ダート1400)に出走しました。過去10走中4着が4回と、勝負弱さが垣間見えるアメリカンツイストでしたが、今回は粘って3着を確保してくれました。
前走でイレ込みから力を出し切れなかった経緯があることから、パドックの状態が気になるところでしたが、引き手の方が手綱を短く持っているものの、怪しい発汗も無くパドックの外目を前の馬に追いつく勢いでシッカリと周回していました。むしろ落ち着きが無かったのは1人気のトラストロンで、比較してアメリカンツイストの方が状態は確実によく見えました。
レースは、内枠スタートになったことから控えて包まれるのが怖かったのですが、今回はゲート入りの順番が最後の方だった運もあって、綺麗なスタートを切ることが出来ました。先行集団を行かせて4番手のポジションで折り合ったことは、理想的な展開だったと思います。
残念だったのは直線に向いたところで良い進路が無く、内埒沿いの狭い所を突く形になったことで、同様のポジションから外を回った1~2着馬よりは走りづらい形になってしまいました。但し、狭い所を怖からずに入って抜けて来た辺りには、アメリカンツイストの走る気迫が見えたと思います。
結果を見ると「先行馬を捉えたものの2頭に交わされて3着」と言う内容でしたが、今回評価したいのは後方から差してきた1人気のトラストロンを最後まで凌ぎ切ったところです。これまでのアメリカンツイストでしたら、「粘り切れずに差されて4着」と言うのが指定席でしたが、今回はクビ差で粘り切ってくれました。この辺りはアメリカンツイストの成長であり、減量騎手起用の効果が出たところかもしれません。
最終的に勝ち馬のバスカヴィルとは4馬身離されてしまいましたが、これはバスカヴィルの時計が速かったものであって、アメリカンツイスト自身のTarget補正タイムは98出ていますので、勝利まであと一歩の所まで来ていることは疑いありません。
レース後に聞いた中舘師のコメントでは「距離はもう少し短い方が良さそう」とのことでしたが、自分的には1200よりは1400の方が合っている様に思います。引き続き権利を確保しましたので、続戦するか否かはレース後の様子を見て判断されるとのことですが、続戦するのであればハイペースの展開頼みになる中山ダート1200よりも、中京ダート1400を選んで欲しいと思います。