12/2、中京1R未勝利(ダート1800)に愛馬スターリーパレードが出走します。枠は大外の16番を引きました。芝でデビューして2戦した後、骨瘤のため約半年の療養に入ったスターリーパレードでしたが、復帰戦となる今走はトラックをダートに替えての出走になります。
今回、スターリーパレードの課題は2つあると考えられ、1つ目は「ダートへの適性」、2つ目は「前半の走り」です。まずダートへの適性ですが、元々恵体であったところに夏季の休養によって成長がさらに促された結果、外厩では530Kgを超える体重となりました。帰厩した後はプールメインの全身運動で相当絞られた模様ですが、それでも500Kg台の出走になると予想しており、馬格的なダートへの適性は十分にあるものと考えられます。また、兄姉は総じてダートで勝ち上がっていることからも、ダートへの対応に問題は無いと思います。
次に前半の走りですが、前2走はスタートからハミを取らず、馬群から置いて行かれる展開となりました。只、ハミを取った後半はシッカリと走れていたことから、前半から真面目に走れば結果は必ず変わってくる筈です。これについては気性面の成長を期待するよりありませんが、前半でスピードに乗りきれない不安については、「1400→1800への距離延長」と「芝→ダート替わり」によって前半のレーススピードは抑えられますので、大きな不利は繋がらないことを期待します。
残る懸念事項は16番枠を引いたことで、先行有利な中京ダートとしては決して有利な枠番ではありません。只、スタートに不安の抱えるスターリーパレードにとって、最後に枠入り出来ることはメリットですし、初ダートで砂を被るリスクも回避することが出来ます。ここは決して悪いことだけではないと、ポジティブに捉えたいと思います。
これは想像でしかありませんが、レースとしては前半はなんとか付いて行って、バックストレートの下り坂からスピードに乗って進出し、最後まで長い脚を使う持久力勝負に持ち込むのが、スターリーパレードには適した展開ではないかと思っています。
最後に鞍上の小崎騎手ですが、新馬戦に次いで今回は2回目の騎乗になります。心強いのは小崎騎手が中京のダートを大の得意としている点で、今年は4.2.0.20の勝率15.4%・単回率171%の驚異的な成績を残しています。馬質に恵まれないことから、全体成績こそ今一つ冴えませんが、過去3年間で7人気以内の馬に騎乗したときの成績をみると、勝率13%・単回率112%を記録しており、個人的には買える騎手と認識しています。
3連単の売れ行きから見ると、明日は6人気のオッズ20倍弱と予想しています。ここは、「馬券を買うならここだったね」と後に言われる様な変わり身に期待したいと思います。
PS.
競馬ブックの石井健太郎TMが「自信の推奨馬」としてスターリーパレードを採り上げています。グリーンチャンネル・トラックマンTV出演者の中では最年少のTMですが、氏の攻めの予想は大いに参考に足ると個人的に評価しています。ここは折角の機会ですので、今回は氏の予想に丸乗っかりして見ようかと思っています。