グリーンファーム所縁の牝馬の今年の種付け状況が概ね判って来ました。先ずは縁故関係の深い牝馬をピックアップして、種付け相手を紹介してみます。
繁殖牝馬名 | 種付牡馬名 |
アースグリーン | マクフィ |
アースサウンド | モーリス |
アースリヴィング | ルーラーシップ |
ウイングドウィール | ドゥラメンテ |
エルメスグリーン | キタサンブラック |
オレンジティアラ | キングカメハメハ |
クィーンスプマンテ | ロードカナロア |
ジュエルオブナイル | キングカメハメハ |
シュテルンターラー | ハービンジャー |
シンギングセンセーション | イスラボニータ |
デフィニット | サトノアラジン |
バウンシーチューン | スクリーンヒーロー |
マドモアゼルドパリ | ロードカナロア |
ラヴアズギフト | モーリス |
リボンアート | ローエングリン |
幾つか個人的に気になったところをフォローすると、先ずはクィーンスプマンテの繁殖相手がロードカナロアになったところが目を惹きます。ここまで、イマイチ産駒の成績がパッとしないクィーンスプマンテですが、いよいよロードカナロアが付けられることになりました。ロードカナロア産駒は兄姉が走っていないと結果が良いと言う風聞も聞きますので、クィーンスプマンテとの配合は良い結果が出るかもしれません。但し、クィーンスプマンテはサンデーサイレンスの血を持っていませんので、ロードカナロアの成功パターンからは外れてしまいます。
ジュエルオブナイルは2年連続でキングカメハメハが配合されました。キングカメハメハは今年の種付け数を絞っていますので、その中でも2年連続付けられたと言うことは1つ上の出来が相当良いのかもしれません。只、そうなるとグリーンファームから募集される確率が下がってしまうのが困ったところです。
一方で、2年連続でキングカメハメハが配合されたマドモアゼルドパリは、今年もキングカメハメハが付けられましたが、不受胎となり代わりにロードカナロアが付けられています。現2歳でこれからデビューする全姉の成績が気になります。
ウィングドウィールは2年連続でスクリーンヒーローが種付けられてきましたが、今年はドゥラメンテが配合されました。ドゥラメンテの成功パターンは未知ですが、ウィングドウィールとの配合はサンデーサイレンスの3×4クロスを構成しますので、血統的な妙味を感じます。
最後に、個人的に期待してしまうのがリボンアートです。既に高齢域に達しており、最近は走る産駒を出せていませんが、父ローエングリン×母父サンデーサイレンスの組み合わせはロゴタイプと同一であり、個人的に成功パターンと考えています。(フロリアヌスも同じ組み合わせです。)牝系的にも一流ですので最後にもう一発が出てもおかしくないと思うのですが…。