3/23、中山7R・500万(ダート1200)に愛馬アメリカンツイストが出走します。前走も同コースに出走をしましたが、スタートをミスして致命的な出遅れ。ここで腹を括って前崩れに賭けた末脚勝負を挑んだところ、これが見事にハマって僅差の5着まで追い込むことが出来ました。アメリカンツイストが中山ダート1200で先行して粘り込めるイメージは湧きませんでしたので、偶然とは言え控える競馬から新たな面が引きだせたことは、大きな収穫であったと思います。
..そう言う意味では、同コースが舞台の今走も、前走と同様の控える競馬で挑んで欲しいと思っているワケですが、前走の様な最後方からの競馬では流石に下げ過ぎですので、普通にスタートを切って10番手辺りのポジションを確保して貰えればと思います。
そこでポイントになるのが枠番です。スタートに不安を抱えるアメリカンツイストとしては、偶数枠を引きたいところでしたが、今回は先入れの15番枠になりました。尤も、芝スタートの中山ダート1200は本質的に外枠有利ですので、普通に15番は好枠と考えるべきでしょう。ここは「多少出遅れても囲まれないだけまし」とポジティブに考えたいと思います。そもそも先行する気が無いのであれば融通は如何様にも効く筈ですから、とにかく大きな出遅れだけは避けて欲しいと願うばかりです。
一方で、相手関係を見ると1.ライバーバードが頭1つ抜けている印象です。ポイントは先行脚質がこのライバーバードと14.エンバシーあたりしかいないことで、先行争いは激しくならない可能性があります。結果的にペースが緩んでしまうとアメリカンツイストには厳しい展開となってしまいますが、今のアメリカンツイストに自分からレースを作る力はありませんので、ここは運を展開に任せるよりありません。
ここでワンチャン期待したいのは、「今回のライバーバードの鞍上がスタートの苦手なM.デムーロ騎手に乗り替わっている」と言う点です。1番枠と合わせてスタートを決め損ねれば、包まれて後方からの競馬になる可能性も十分にあると見ています。もし、後方からの競馬を強いられる形になれば、末脚勝負ではアメリカンツイストに分があるかもしれません。普通は鞍上強化と見なすべきM.デムーロ騎手ですが、1番枠を引いた時点で、危険な人気馬の香りが漂ってきます。
ちなみにマメ知識ですが、過去3年間で1人気馬がダートの1番枠を引いた時の成績は勝率29.7%・単回率66%であり、これはダートの1人気馬全体の勝率31.7%・単回率74%と比較して大きく見劣りする数字です。さらに、これを1400M以下の短距離戦に限定すると、勝率27%・単回率59%にまで低下することから、短距離ダートの1番枠を引いた人気馬が如何に危険な存在なのか、分かろうかと思います。