3/23中山7R:アメリカンツイストは差し届かずの3着

3/23、愛馬アメリカンツイストは中山7R・500万(ダート1200)に出走し、直線追い込むも差し届かずの3着と馬券内を確保しました。前走を同コースで出走し、最後方から捲って僅差の5着と好走したことを受けての今走でしたが、前走がフロックでは無かったことを改めて確認するレース内容となりました。

2走振りに現地で観戦をしてきましたが、パドックに登場した姿は前に見た状態よりも随分と落ち着いて見えました。かつて見られた様な首をしきりに曲げる仕草を見せることも無く、堂々とパドックを周回する姿は欲目なく1~2番目に良く見せる状態でした。何より、中1週で迎えたレースながら+10Kgの体重で出て来られたことが、状態の良さを表していたと思います。

パドックでは松岡騎手は騎乗せず、トラックに入場した際には多少暴れる様な動作を見せましたが、それも前走から付いて頂けている女性厩務員さんが宥めると直ぐに落ち着きを取り戻し、気持ちよさそうに返し馬に入って行きました。

レースの方は、前走で大出遅れをやらかした問題のゲートは無難にこなし、横一線のスタートを切ることが出来ました。しかし、ここでは前走を継続した仕舞いを伸ばす競馬に徹し、無理せずに中段からの競馬が選択されました。前走が離れた最後方の位置取りになったことと比較して、9番手からの競馬は期待通りの展開になったと思います。

そして、3角から追い上げを開始して直線外目を6番手で前に向いた時点では、これは「勝てるかも」と心躍ったのですが、全体で3位となる36.6の上がりを使うも、1列前に位置していた勝馬にも同じ上がり時計を使われてしまい、差し切ることが出来ませんでした。この辺りは朝からの小雨により足抜けの良い馬場になっていたことが影響したかもしれません。

最終的な成績は勝馬と0.4秒差の3着に入り、Targetの補正タイムも前走に続いて「99」を記録しました。続けてこの時計が得られたことは何時勝ち上がっても不思議の無い状態と言えますし、何よりも溜めれば着実にキレる末脚が確認できたことで、価値のあるレースであったと思います。「逃げた全体的1人気馬が他馬に絡まれてぶっ飛ぶ」と言う展開に恵まれたことは確かですが、一方で直線の短い中山でも差す競馬で勝負が出来ていることは意味があると思います。

レース後のスタッフさんのレクチャーによると、当初の予定ではここで放牧を挟む計画でいた様ですが、馬の状態がすこぶる良く、権利も取れたことから続戦も含めて今後の予定を考え直すとのことでした。今走が中1週でしたので、次は2週開けて中山の同条件が目標となるようです。
個人的にはより直線の長い東京コースで上がり勝負の競馬に挑んで欲しいと思ったのですが、翌週の東京はダート1300の番組はありませんでした。これは悩ましい所ですが、東京で1400まで距離を伸ばすよりは、惜しい所まで来ている中山1200の方が手堅いかもしれません。只、そうなると次走は皐月賞の開催日にあたりますので、現地観戦は厳しくなりそうです。

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