※ 始めにお断りなのですがが、今回のネタは統計的には完全なヨタ話です。決して真剣に取り合うことの無い様に注意して下さい。(まぁ、競馬で語られるデータの大半は統計的にはヨタ話なんですけどね..。)
..と言うわけで今回のネタですが、グリーンファームの募集馬とファミリーナンバーの傾向に付いて調べてみました。具体的には自分が出資を始めた2012年産馬以降のグリーンファーム募集馬についてファミリーナンバーを調べ、ファミリーナンバー毎の成績を調べてみました。なお、調査のベースには以前ネタにした「グリーンファーム募集馬の傾向分析」を使用しています。
ここで、各募集馬の成績は過去最高クラスで分類するものとし、具体的に準オープン以上、1000万、500万、未勝利に分けてカウントします。但し、現役で未勝利と未出走の馬はカウントに加えません。また、地方から出戻った馬は500万クラスにカウントします。
FN | 準OP上 | 1000万 | 500万 | 未勝利 | 全体 | 勝馬率 | 2勝馬率 | 準OP以上 |
1 | 1 | 0 | 2 | 4 | 7 | 43% | 14% | 14% |
2 | 2 | 0 | 4 | 2 | 8 | 75% | 25% | 25% |
3 | 0 | 2 | 0 | 9 | 11 | 18% | 18% | 0% |
4 | 2 | 1 | 5 | 5 | 13 | 62% | 23% | 15% |
5 | 1 | 0 | 1 | 3 | 5 | 40% | 20% | 20% |
7 | 0 | 0 | 1 | 1 | 2 | 50% | 0% | 0% |
8 | 0 | 0 | 2 | 2 | 4 | 50% | 0% | 0% |
9 | 1 | 0 | 0 | 7 | 8 | 13% | 13% | 13% |
10 | 1 | 0 | 0 | 0 | 1 | 100% | 100% | 100% |
12 | 0 | 1 | 1 | 0 | 2 | 100% | 50% | 0% |
13 | 0 | 0 | 2 | 6 | 8 | 25% | 0% | 0% |
14 | 0 | 0 | 0 | 1 | 1 | 0% | 0% | 0% |
16 | 0 | 0 | 1 | 1 | 2 | 50% | 0% | 0% |
17 | 0 | 0 | 2 | 0 | 2 | 100% | 0% | 0% |
18 | 0 | 0 | 0 | 1 | 1 | 0% | 0% | 0% |
19 | 1 | 0 | 0 | 1 | 2 | 50% | 50% | 50% |
22 | 1 | 0 | 0 | 1 | 2 | 50% | 50% | 50% |
23 | 0 | 0 | 0 | 2 | 2 | 0% | 0% | 0% |
27 | 0 | 0 | 0 | 2 | 2 | 0% | 0% | 0% |
42 | 0 | 1 | 0 | 0 | 1 | 100% | 100% | 0% |
全体 | 10 | 5 | 21 | 48 | 84 | 43% | 18% | 12% |
全体の勝ち上がり率が43%であるのに対して、ある程度のサンプル数があって明らかに高い成績を残しているのが、2号族(極軽系)の75%。8頭中6頭が勝ち上がっていると言うのは流石に目を惹きます。代表馬にはOP馬のサザナミと準OPのセネッティがいます。
ちなみに、2号族と同じミトコンドリアDNAを有する8号族も2/4が勝ち上がっており、両方を加えても8/12の勝ち上がり率66%をキープします。さらに、2号族と8号族で勝ち上がれなかった馬の中には、故障のために能力がありながらも勝てなかったフォーチュンリングとウィングソルジャーが含まれており、この2頭が順当に勝ち上がっていれば更に数字は伸びていました。
次いで好成績を収めているのが13頭中8頭が勝ち上がっている4号族(地力系)の62%。サンプル数13でこの成績は立派でしょう。代表馬には2歳から活躍したボールライトニングとリスペクトアースがいます。
一方で不振を極めるのが3号族(極軽系)で、11頭中2頭しか勝ち上がり馬がおらず、勝馬率は18%です。但し、内1頭はトゥールエッフェルで、その半兄シャンパーニュはOPまで進んでいます。(今回はカウント外。)
また9号族(バランス系)も成績不振で、8頭中勝ち上がったのは僅か1頭。勝ち上がり率にして13%です。但し、勝ち上がった1頭は活躍馬のブランドベルク(準OP)です。
そして、もう1つ低調なのが13号族(バランス系)で、こちらは8頭中2頭の勝ち上がりで、勝馬率25%ですが、勝った2頭は500万止まりです。但し、この中にはシネマソングスがいますので、今後成績を伸ばす可能性は残しています。
冒頭に注意書きをした通り、上記のデータは統計的には全くのサンプル数不足であって、オカルトの域を出るものではありません。確かに2号族の数字は突出していますが、同じ極軽系と呼ばれる3号族は不振ですので、「極軽系だから勝ち上がる可能性が高い」と言うワケでもありあません。そう言う意味では、迷ったら最後に参考にする程度の取り扱いとするが妥当なのですが、それでも個人的には2号族を優遇したくなってしまいます..。😅
ちなみに自分の過去を含めた出資馬で2号族なのは、サザナミ,アメリカンツイスト,スターリーパレード,ルヴァンベールの4頭です。なんとかスターリーパレードには勝ち上がって貰って、連続勝ち上がり記録を伸ばして欲しいのですが..。😓