1.レーヌジャルダン
4/27の東京・500万(芝1600)を目標に、美浦TCに帰厩しています。「前回の入厩時と比較しても、馬がリラックスできていて状態は良さそうです。」とのことで、4/4に行われた追い切りでは、美南Wにて55.0-39.6-13.0(位置8,馬なり)を計時しています。
なお、今回も鞍上は三浦騎手が継続騎乗されることに決まりました。脚質的に中山よりも適した舞台に変わりますので、ここは前進を期待したいところです。
2.アメリカンツイスト
4/14の中山・500万(ダート1200)に出走する方針で、在厩のまま調整を続けています。中山開催の内に続戦する方針が示されていますが、「テンションが幾分高め」とのことで、今週は坂路調整のみでコースでの追い切りは控えられています。来週、1本追ってレースに向かうとのことで、鞍上はこちらも継続騎乗となる松岡騎手が務められます。この2走で結果の出ている末脚を伸ばす競馬を貫けば、展開ひとつで結果は転がり込むものと思っています。
3.アルジェンタータ
4/7、福島1R・未勝利(ダート1700牝)への出走が確定しました。今回が5走目で初のダート戦になります。今年から3アウト制度が導入されたこともあり、条件替わりを試すならば早いに越したことはありません。兄姉にはダートの活躍馬が多く存在し、全姉シルヴァーグレイスもダートで勝ち上がっていることからも、ダート適性があって全く不思議はありません。ここは、ダートで一変することを期待したいと思います。
4/3、美南Wで追い切りを実施して、53.8-39.1-12.5(位置5,強め)を記録しました。体重に不安のある仔ですが、シッカリと負荷が掛けられています。併せた僚馬には後れをとっていますが、準OPの古馬が相手なので、これは仕方のないところでしょう。時計的には決して悪くないと思います。
また、当日の鞍上はこちらも継続騎乗で丸田騎手が務められます。個人的に継続騎乗はメリットが大きいと思っていますが、丸田騎手についてはここ2走でイマイチ手が手が合っていないと言うか、積極性の不足を感じるところがありましたので、3度目の正直に期待したいと思います。芝では先行するスピードに不足する面がありましたが、ダートに変わって4~5番手を確保できるかが、ポイントになると思います。囲まれないで競馬がしたいので、中央から外目の枠を引くことが出来る様に祈っています。
4.スターリーパレード
4/14の阪神・未勝利(ダート2000)への出走を目標に、在厩のまま調整を続けています。ここ2走で、先行できないと脆い面を見せていることから、より先手を取り易くする為に距離を延ばしてきたものと推察しています。4/3、栗CWで追い切りを行って、 86.8-68.7-53.0-38.8-12.4(位置4,馬なり)を記録しています。馬場の内目を走っての時計ですが、強目の僚馬を0.3秒追走して同入しており、相変わらず調教での動きは良いようです。これが、本番で出せない所が本当に困った所なのですが..。
ちなみに、今回の鞍上は乗り代わりで幸騎手に手戻りします。前走で1アウトを負ってしまいましたので、まずは掲示板を確保しつつアウトを消すことが目標になりそうです。
5.ナショナルアンセム
社台ファームにて育成中です。厳冬期は1000Mの坂路を17秒のペースで乗り込まれて来ましたが、暖かくなってきたところで、そろそろペースアップが図られる模様です。先月末にはラスト1ハロンを15.5秒まで上げており、「ストライドを伸ばすことを当面の課題にして取り組んでいます」とのこと。
3月末の馬体重は460Kgまで増えており、着実に増加傾向にあるところは馬格に不安の有った本仔にとっては何よりの情報です。これならば、440Kg台でデビューすることも出来そうです。久しぶりに駐立写真も更新され、11月下旬の写真ではちょっと寂しく見えた身体つきが随分とシッカリしてきた印象です。トモが個人的に好みの形になってきた所が嬉しいです。
ちなみに、今週6日(土)の福島7Rにて全兄のペイドバケーションがデビューします。ここまでデビューが遅れた点は相当な不安材料ですが、まずは兄の走りに注目したいと思います。(ファビュラスギフトと同レース。)
6.ルヴァンヴェール
先月まで坂路で18-16秒ペースの強目が乗られて来ましたが、ここに来て少し疲労が溜まって来た様子とのことから、リフレッシュを兼ねてメニューを多少抑えているとのこと。とは言え、調教を休むほどではなく、坂路20秒ペースに落として乗り込みは続けられていますので、遠からず元のメニューに戻ることが出来るものと思います。早期始動の話も出ている本仔ですが、ダート馬であることは確実なので、然して急ぐことに意味はありません。ここは、ダートの番組が増えてくる夏過ぎのデビューが目指せれば十分です。