今年も千葉サラブレッドセール(2歳)が5/17に船橋競馬場にて開催されます。その上市予定場の中にグリーンファーム所縁の仔馬が何頭か見つかりますので、以下、フォローをしておきます。
馬名 | 父馬 | 性別 | 縁故関係 |
バウンシーチューンの2017 | ルーラーシップ | 牡馬 | バウンシーチューン フリージアスター エアリーチューン ライトリーチューン |
オッティマルーチェの2017 | キズナ | 牡馬 | レイヨンベール |
マルカフローりアンの2017 | タートルボウル | 牡馬 | フロリアヌス |
ソロリサイタルの2017 | ネオユニヴァース | 牝馬 | バラードソング ルコンセール |
ミューラルクラウンの2017 | タートルボウル | 牝馬 | ミューラルクラウン(母死亡) |
最もグリーンファームとの縁故関係が強固なのがバウンシーチューンの2017で、母バウンシーチューンは貴重なグリーンファームの重賞勝馬です。普通であれば本仔もグリーンファームから募集されて然るべしと思うのですが、半姉フリージアスターが虚弱体質で出走がままならなかったことと、本仔もここまで上市がされてこなかったことを考えると、馬格が小さいか体質的に弱い所があったものと想像します。
一方で個人的に最も気になるマルカフローりアンの2017です。恐らく落札価格はそうとう安価になると思いますが、半兄フロリアヌスが1000万条件に進んでいる様に兄姉の勝ち上がり率はそこそこ高く、加えて血統配合が魅力的です。タートルボウルはNijinsky持ちのサンデー系牝馬と相性が良く、ニックスと言っても良い関係にあります。
なお、母マルカフローりアンは昨年の繁殖馬セールで社台グループから売却されてしまいましたので、今後の産駒がグリーンファームから募集される可能性はまずありません。
同様に、ミューラルクラウンの2017については、母ミューラルクラウンが出産後に死去されていることから、本仔が最初で最後の産駒となります。
今年は外国産馬の募集がされないと言う噂も耳にしますし、そうなると関東馬が関西馬に比べてあまりにも少なすぎる状況になりますから、ここから1頭でも落札して追加募集を掛けてくれると嬉しいのですが..。