1・レーヌジャルダン
美浦TCに在厩のまま次走出走に向けて調整を行っています。正式に、具体的な目標レースを5/19の石打特別(新潟・芝1800牝)とする旨、示されています。5/8、美南Wで1週前の追切が行われ、54.1-39.0-12.8(位置7,馬なり)を計時しています。未勝利の僚馬と併せて後れを取っているところは気になりますが、高柳師のコメントに依ると「来週目標で、今日は脚捌きを確認しているので遅れは気にしなくても良いです。」とのこと。
次は第3会場での出走になることから、鞍上が三浦騎手から乗り替わりになる可能性が高いのですが、ここは著しくレベルの低下を招くことの無い様、陣営には鞍上の手配に配慮をして欲しいと思います。
2.アルジェンタータ
5/11の東京4R・未勝利(ダート1600牝)に出走が確定しました。5/8、美南Wで追切を実施して、52.7-38.3-12.8(位置4,G前仕掛け)を記録しています。数字的には良好ですが、内目を通っての時計ですので、普通のレベルではないかと思います。
相手関係は当初12頭立ての想定でしたが、最終的に15頭立てとなりました。Target補正タイムで見ると、ストラトフォードが頭1つ抜け出している印象ではありますが、アルジェンタータを含めて上位5頭は然して差のないメンバーと見ました。そして何よりも心強いのは、今回鞍上が大幅強化されてデムーロ騎手が確保された点に尽きます。前走、追い込んで2着を確保したアルジェンタータですが、時計的にはもう0.5秒程度の上積みが欲しいところでしたので、この鞍上強化で恐らく0.2秒は稼げるものと期待しています。あとはコース適性と距離短縮効果で時計を詰めれば勝ち負けまで見えてくると予想します。そして何より、外国人騎手が確保出来たと言う時点で「勝ち負けまである」と想定されていると考えて良い筈です。
今回、アルジェンタータとしては初めての第一会場のレースになりますので、土曜日は口取りの当否に関わらず現地応援に行って来たいと思います。
3.スターリーパレード
前走の6着で一旦アウトカウントをリセットしたスターリーパレードですが、現在はリフレッシュのためノーザンファームしがらきに放牧に出ています。続けて使った割には馬体への回復は早く、既に坂路で15~16秒の調整を再開しているとのこと。本仔の頑強さには本当に頭の下がるところですが、一方で「力を出し切って走っていないのではないか」と言う疑念も残ります。
なんとなくですが、立て直しには精神的なリセットが必要となる様な気がしていますので、今回の放牧がその良い契機となることを期待します。
4.ナショナルアンセム
社台ファームにて育成を続けています。4月の中旬、強めを開始したところで背腰に張りが見られたことから一旦リフレッシュを挟んでいましたが、現在は疲れも抜けているとのこと。調整メニューは坂路1000Mを1本の内容なので、以前のメニューまでは戻り切っていませんが、ここまで来たら焦らずに秋の入厩を目指して貰えれば構わないと思っています。ちなみに、現在の馬体重は460Kgで、リフレッシュを入れた割に然して体重は増えていません。