今年もセレクトセール&セレクションセールの2大馬市が終了し、グリーンファーム所縁の仔馬も何頭か落札されていますので、以下、状況についてフォローしておきます。
【セレクトセール1歳】
馬名 | 種牡馬 | 性別 | 落札額 |
エルメスグリーンの2018 | クリエイターⅡ | 牡馬 | 800万円 |
シークレットジプシーの2018 | ダイワメジャー | 牡馬 | 5200万円 |
ソロリサイタルの2018 | ジャスタウェイ | 牡馬 | 3700万円 |
デビルズコーナーの2018 | ディープブリランテ | 牡馬 | 2900万円 |
【セレクトセール当歳】
馬名 | 種牡馬 | 性別 | 落札額 |
オープンユアアイズの2019 | ロゴタイプ | 牝馬 | 1000万円 |
シークレットジプシーの2019 | イスラボニータ | 牡馬 | 2500万円 |
ファビュラスセンスの2019 | エピファネイア | 牝馬 | 1400万円 |
【セレクションセール1歳】
馬名 | 種牡馬 | 性別 | 落札額 |
ネヴァーフェイドの2018 | キズナ | 牡馬 | 1600万円 |
やはり、セレクトセールは値付の高い結果になっていますが、エルメスグリーンの2018は800万円で落とされており、これならばグリーンファームから募集した方が確実に高く捌けたと思います。購買者の見る目が厳しいのか、単にメジャー種牡馬に人気が偏重しているのか、興味深いところです。
また、今年グリーンファームから募集されるオープンユアアイズの2018の半妹は姉の募集価格と同じ1000万円で落札されています。只、これについては先に妹の方の落札額が表に出ていますので、その結果から姉の募集価格を見直した可能性もありそうです。
最後に、ネヴァーフェイドの2018は想定以上に高額で落札された印象です。これには、現2歳のキズナ産駒の活躍が影響しているのかもしれません。
ちなみに、次の大きな馬市はサマーセールになりますが、ここにはトゥルヴァーユの2018(父ノヴェリスト・牡馬),ヴァニラシャンティの2018(父メイショウサムソン・牝馬)の2頭のグリーンファーム所縁の仔馬が上場される予定です。