出資馬の近況 2019/8/1

1.レーヌジャルダン

8/4の両津湾特別(新潟・芝1800牝)への出走が確定しました。特別登録の段階では16頭のエントリーがありましたが、最終的に10頭の小頭数に落ち着いてくれました。特に藤原(英)厩舎の2頭が回避してくれたおかげで、レースレベルは相当下がったと思います。もっとも、これだけの回避の出た原因がドナアトラエンテとの対決を避けたものであるならば、手放しで喜こべる話でもありません。実際、ドナアトラエンテはこのメンバ構成では抜けた存在であることは疑いなく、単勝1倍台に人気することも間違いないと思います。只、全く死角が無いかと言えばそうとも言い切れませんので、その辺りは前日のレース展望の中で考えてみたいと思います。

一方で、レーヌジャルダン自身の調子はなかなか良い感じに仕上がった模様で、7/31の追切では三浦騎手を背に、美南Pで67.2-51.5-37.2-11.8(馬なり)を計時しています。3歳未勝利の僚馬の内を0.8秒追走して0.4秒先着しており、鞍上の感触もなかなか良かった模様です。今回は三浦騎手に主戦が変わって初めての新潟でもあり、この際ですのでドナアトラエンテとの末脚比べも見てみたい気がします。今週のレースは父ディープインパクトへの追悼の意味もあり、このレースも半数がディープインパクト産駒です。ここはライバルに負けない見せ場のあるレースを期待したいと思います。

2.アメリカンツイスト

来週の新潟・1勝クラス(ダート1200)への出走に向けて、美浦TCで調整を続けています。8/1、美南Pで1週前の追切を実施して、68.1-52.4-38.2-11.6(一杯に追う)を記録しています。ポリトラックのため、時計の良し悪しはいまいち判断出来ないのですが、ラストが11秒台出ているので悪くはないと思います。

中舘師のコメントでは「この馬は、当日のパドックからゲート裏までが平常心でいれれば結果が伴うと思います」とのことでなので、直前の追切は軽めに留めてテンションが上がらなければと思います。ここは去勢の効果が出ることに期待をしています。

3.アルジェンタータ

来週の新潟・未勝利(ダート1800牝)への出走を目標に、在厩のまま調整を続けています。前走から中2週での出走であり、調教が軽目に控えられていることもあって、馬体重は436Kgに回復しています。春先と比べると明らかに一回り大きくなっており、ここに来て成長が感じられるのは良い傾向だと思います。更に、輸送減りを防止するため金曜日に移動してワンクッションを入れるとのことで、厩舎サイドのケアも手厚くなっています。

只、ここで気になるのは鞍上がデムーロ騎手に決まったこと。普通ならば外国人騎手が手配されて喜ぶべきところですが、個人的に愛馬とデムーロ騎手との相性が悪いのが不安です。加えて、3走前の騎乗内容が無気力騎乗とも見える内容でしたし、基本的にスタートが下手と言う点もアルジェンタータの鞍上としては相当な懸念材料です。そして何より、先週も人気馬を飛ばしまくっている様に、調子的に絶不調だと思います。考えれば考えるほど、不安になって来ました..。

4.ルヴァンヴェール

新潟最終週の新馬戦(ダート1200)への出走を目標に、ゲート試験合格後も放牧に出ることなく在厩のまま調整を続けています。7/31、美南坂で追切を実施して、54.8-39.8-25.6-13.1(馬なり)を記録しています。3歳未勝利馬と併せ、1.7秒追走追走して同入を果たしており、内容的に良かったとのことですが、出来れば加速ラップで上がって53秒台でまとめてくれれば最高でした。

竹内師のコメントによると、「ソエの症状が出かかっていますが、歩様には出てきていないですし、このままデビューまで進めて行けそうです。」とのこと。ソエ自体はやむを得ない物と思っていますが、それでも拗らせると面倒ですので、上手くバランスをとっての調整に配慮して欲しいと思います。

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