先週は「出資馬の近況」をサボってしまいましたので、今回は２週分をまとめフォローして行きます。
１．レーヌジャルダン
9/1の新潟8R・１勝クラス（芝1600牝）への出走が確定しました。先週時点では「歩様に硬さが見られる」ため、出走については流動的とのことでしたが、最終的に出走する方向で判断された模様です。高柳師のコメントによると「歩様は少し硬めですが、走りに対して前向きですし、前走以上の状態では出走出来そうです。」とのこと。
万全とは言えないのかもしれませんが、個人的に今走の条件は現状のベストだと考えていますので、軽微な不安であれば出走してもらえて良かったと思っています。安全をとって１週遅らせても権利を失う以上に、中山のコース形態が末脚勝負にモデルチェンジした今のレーヌジャルダンには合いません。
鞍上は三浦騎手が継続騎乗されます。前走は内枠からスタートを決めたことで前からの競馬が選択されました。これは芝1800のコース形態と枠番から想定し得る状況でしたが、今走は芝1600（外回り）に変わって差しが有利なコースになります。従って、今回は状況に関わらず後方で脚を溜めて直線勝負する競馬を展開して貰らわなければ困りますし、それで結果が出なくても清く諦めます。枠に関わらず後方待機で構いませんが、下手な色気を出さない為にも出来れば外枠を引きたいところです。
２．アメリカンツイスト
去勢手術明けに１走を試したところで、精神的な負担を考慮して山元TCに放牧に出ています。当初のコメントでは中山の開幕週を目標に短期放牧とのことだったのですが、今週の更新にて中山後半を目標にスライドする旨の変更が示されました。
中舘師のコメントでは「当初は中山１週目での出走を予定していましたが、短期間で美浦、山元の輸送を繰り返して馬に負担を掛けるよりも、しっかりリフレッシュさせてから厩舎に戻したいと思います。」とのことなのですが、個人的にこういうコメントには納得が行きません。
ここで言われていることは全て当初から想定できる内容であって、状況に変化があっての見直しではありません。要するにマネージメントが緻密に行われていないと言う事実を露呈しているに他なりません。結果の良し悪しではなく、こういう行き当たりバッタリな馬房の管理に厩舎の成績が表れているものと思います。
３．アルジェンタータ
先週のレースで11着に敗れ、中央での未勝利脱出の目が潰えたアルジェンタータでしたが、地方に一旦転出して中央復帰を目指す方針が示されました。詳細は書面にて受領しましたが、気になる預託先は園田の田中範雄厩舎となる様です。園田の上位厩舎で、既にコーナスフロリダ・ビッグシューター・ビッグベンの３頭が預託されているグリーンファームとの関係の深い厩舎です。成績も安定しており、安心して任せられると思っています。
是非とも早々に２勝を上げて、中央復帰を果たして欲しいと思いますし、その際は再び奥村厩舎に預託されることを希望しています。
４．スターリーパレード
ノーザンファームしがらきにて調整を続けています。暑い間は完全に休養に充てる方針らしく、現在は坂路で16-15秒ペースで乗られています。牧場担当者のコメントによれば「もうしばらくは体調維持に努めながら乗り込み、徐々にペースを上げて帰厩の態勢を整えていきたいと思います」とのこと。
ちなみに、先週の馬体重が526Kgと発表されていますので、現状では相当緩いと見て良さそうです。帰厩に向けてはビシビシ絞ってゆく必要がありそうです。
５．ナショナルアンセム
社台ファームにて育成が続けられています。調整メニューは「周回2000Mと坂路1000M」で変わりありませんが、ここにきて時計が13秒台まで上がって来ています。牧場担当者のコメントによると「強目の本数を重ねてきて、動きは良化し素軽さが出てきました。もう少し乗り込む必要はありそうですが、移動に向けてこのまま進めていきたいと思います」とのこと。
久しぶりに駐立写真が公開されましたが、まだまだ緩い感が拭えません。馬体重も476Kgとのことなので、ここから450Kg台まで絞る必要がありそうです。
６．ルヴァンヴェール
8/31の新潟・新馬戦（ダート1200）への投票を行いましたが、残念ながら除外となってしまいました。これを受けて、中山２週目の新馬戦（ダート1200）に目標レースが変更されています。個人的には現地応援が可能になりましたので、この変更はウエルカムです。
追い切りでは美南坂で54.1-39.2-25.5-12.9（馬なり）の時計が出せており、新馬としては水準レベルをクリアしています。これならば、楽しみにレースを待つことが出来そうです。