前回の続きです。
勢いに任せて昨日のブログを書いてしまったことで、逆に制作意欲が湧いてきたことに加えて、今日が競馬の無い休日で時間を持て余していたこともあり、半日かけてプロトタイプを作ってみました。基本機能を実装をする際の難易度を確認することを目的に、設計書も無しにいきなりコーディングを始めたのですが、案外と簡単にそこそこ動くものが出来てしまいました。😅
先ずは一口馬主DBの「馬体チェッカー」の機能を参考に、「胴伸び比率」と「肩の角度」の計測が可能になっています。
そこで操作方法ですが、先ずは測定対象の駐立写真を読み込みます。これには、「画像ファイル読込」ボタンを押下して、PCに保存済みの画像ファイル(BMPまたはJPG)を指定して読み込むか、Webなどで取り込みたい画像をクリップボードにコピーした状態で「画像ペースト」の押下することで、画像を張り付けることが出来ます。実際に操作して見ると、後者の方が圧倒的に便利なことが実感できると思います。
次に、馬体の部位をポインティングして行きますが、今回のプロトタイプでは必要最小限の「キ甲」「肩端」「蹄冠」「臀端」の4点を設定します。設定に際しては、「部位の指定」のエリアのラジオボタンをクリックして、設定する部位を選択します。この状態で画面をクリックすると、その位置が黄色の点でポインティングされます。思った位置にポインティング出来なかった場合は、何度でもクリックしてやり直すことが出来ます。
上記を繰り返して4点のポインティングを完了すると、下部の「計測結果」のエリアに「胴伸び比率」「肩の角度」が自動的に計算され、表示されます。なお、今回のプロトタイプではデータの保存機能は実装してありません。
取り敢えず、今回のプロトタイプを作ってみて、技術的な障壁が特に無いことは確認できましたので、あとは自分が欲しいと思う測定機能を実装して行くだけの作業です。取り敢えず、下記の項目は測定する予定でいます。
・顔の長さ
・首の長さ
・首の太さ
・胸の深さ
・脚の長さ
・胴部と脚部の比率
・トモ幅
・トモの深さ
・胸部と背中とトモ幅の比率
・背中の角度
・飛節の角度
・繋ぎの角度
・前腕と管の長さの比率
・前腕と管が成す角度
ここで、長さについては測尺から得られる体高の値から比例換算して求めます。なお、ユーザーが自由に測定できる「フリー測定モード」を実装する予定はありません。それを実装する位ならば、測りたい部位を教えて頂いて、標準機能として実装してしまいます。
<<プロトタイプのダウンロード(公開は終了しました)>>
↑しばらくの間、ダウンロード可能にしておきます。もし興味のある方が居られましたら、是非とも試用して頂いて、「操作感」や「その他の測りたい部位」などの感想を教えて頂けるとありがたいです。(インストール作業はありません。ダウンロードしたZIPファイルを解凍すると、EXEファイルが出て来るので、好きな所に置いて実行して下さい。特にファイル類は生成しません。)
コメント
プロトタイプ版使いました。
定量的に馬体を評価できてとても素晴らしいツールだと思いました。
追加項目とても楽しみです。
アリスカレンさま、コメントありがとうございます。
この馬体チェックツールについては、反応が全く無くて寂しい思いをしていましたので、コメントを頂けて嬉しいです。このツールは取り敢えず自分が使用に足るレベルでのプロトタイプは完成しているのですが、いまいち反応が薄かったことと、操作説明を書くのが面倒なこともあって、ブログネタにしないまま眠ってしまいました。まずは簡単な操作説明を書いて暫定公開するようにしますので、今しばらくお待ち頂ければ幸いです。
ありがとうございます。
https://www.youtube.com/watch?v=tXkHrehlfzQ
馬学講座ホースアカデミー4 2.1歳馬の馬体評価法とコンフォメーション
この動画見て馬体を見ることの大切さが知れました。
チェックツールのアップ楽しみにしています。
アリスカレンさま、
動画のご紹介ありがとうございます。この動画シリーズは見たことがありませんでした。改めてじっくりと見てみたいと思います。
測定ツールの方は取り敢えず現在の機能レベルのまま、自分用なので無視していた不具合だけは潰して、サンプル公開することにします。然して時間は掛からないと思いますが、今暫くお待ち頂ければと思います。