10/27、新潟7R・1勝クラス(ダート2500)に愛馬スターリーパレードが出走しました。馬体重は前走から増減なしの496Kg。グリーンチャンネルのパドック解説者には「子供っぽい所作が目立つ」の趣旨でDisられていましたが、自分的には何時もの姿に見えました。
前走と同条件で施行される本番組ですが、相手関係も前走の1~5着馬が出走して来ており、さながら前走の再戦とも言える状況になりました。問題は前走でスターリーパレードが先行に失敗して予定外の「捲り差し」の競馬になってしまったことで、今回はこのテンの部分をどの様に捌くのかが最大のポイントでした。
そして、今回もスタートは前回と同様の一拍遅れのスタートとなってしまいましたが、前回との違いは鞍上が気合を付けて促して、2番手まで押し上げたことでした。結果的にこれが今走の3着に結びついたと考えて間違いはありません。只、想定と違ったのは逃げたのが1人気のサージュミノルでは無かったこと。サージュミノルは出遅れから鞍上がハナを譲ってしまい、揉まれると弱いサージュミノルはこのままレースから消えてしまいました。
代わりに逃げたのが最終的に2着に入ったトモジャプリマ。鞍上が上手くペースをドスローに落としたことで、レースは完全に先行馬有利の展開となりました。脚を使って先行したスターリーパレードにとっても、この落ち着いた展開は理想的だったと思います。
このままレースはヨーイドンの上り勝負になりましたが、先行馬が総じて37秒台後半で上がる展開では中段以降の馬に出番はなく、唯一37秒台前半の脚を3番手から繰り出したリヴィエラが勝馬となり、最後までトモジャプリマと同じ脚色だったスターリーパレードは、交わし切れずに3着と言う結果になりました。
総合的に見ればスターリーパレードにとっては展開がハマったレースであり、陣営の積極策が功を奏したと思います。確かに、「スタートで脚を使わなければ、ラストで伸びることが出来た」と言う見方もありますが、上りの時計を見る限り、2着はあっても頭までは無かった様に思います。むしろ、現在のスターリーパレードの実力からすれば、最良に近い結果が得られたレースだと考えています。
レース後の西村師のコメントによると「行ききれなかった場合でも以前のように大崩れしなくなったので、馬も大分成長したようです。この後は福島のダ2400mを目標に進めるつもりです」とのこと。中2週での続戦となりますが、その後は年内に適当な番組がありませんので、「もう1戦してから休養しよう」と言うのが陣営の目論見であると思われます。個人的には年明けの中山ダート2400に出走して貰えると、初の直接応援が出来て嬉しいのですが..。