１．アメリカンツイスト
中山３週目への出走を目標に美浦TCにて調整を続けています。まだレースまでは間があると言うこととで、今週は時計を出さずにゲート練習を行っている様です。
中舘師のコメントに拠ると「馬は元気で、状態も良いので昇級戦ですがレース内容を楽しみにしています。」とのこと。父ストロングリターンの様な成長力を見せることが出来れば、更なる飛躍も出来ると思いますので、先ずは形になるレースを期待したいと思います。
２．スターリーパレード
3/1の中京8R・１勝クラス（ダート1800）への出走が確定しました。若手騎手競争になりますが、鞍上は西村騎手に継続騎乗してもらえますので、継続性と言う意味でも良いレース選択になったと思います。加えて、相手関係も１勝クラスとしては比較的楽な面子になりましたので、これならば馬券圏内を目指すレースも出来る様に思われます。
只、問題は自身の仕上がり状況で、基本的に鉄砲では走らない仔ですから、何処まで調教時から気合が入っているのかがポイントになりそうです。2/26には栗東坂で追切が実施されて55.3-39.5-25.2-12.4（一杯に追う）を計時しました。取り敢えず、ラスト２ハロンを12.8-12.4と、12秒台を揃えられたことは悪くない内容に思えます。
３．ナショナルアンセム
2/22、東京・未勝利（芝1600）にてデビューを果たしましたが、スタートから全く競馬を理解できないままレースを終えてしまい、殿負けを喫してしまいました。ラストの直線も鞍上はまともに追っておらず、競馬を教えると言う意味での価値も見い出せない内容でした。なお、パトロールビデオで確認したところ、スタート直後の後退は左右の馬にぶつけられて怯んだことに拠るものと判りました。
流石にまともに走っていないだけあって、レース後も特に馬体への影響はない様です。特に本仔の場合、薄い蹄に弱点をもっている訳ですが、それも特に問題は出ていないとのこと。矢野師のコメントによれば、次走も芝のレースを考えているとのことで、必要な節を空けるために、チェスナットファーム阿見まで放牧に出されることとなりました。
４．ルヴァンヴェール
前走で未勝利戦を見事に勝ち上がったルヴァンヴェールですが、脚元に問題は特に見られないとのことから、中山２～３週目のダート1200への出走を目標に、在厩のまま調整が続けられています。なお、ソエの状態についても落ち着いているとのこと。今週末からペースを上げて行く様です。