3/15中山12R:アメリカンツイストは前が壁で13着

3/15、中山12R・2勝クラス(ダート1200)に愛馬アメリカンツイストが出走しました。昇級戦ながら、一定の結果は残せるものと疑わないレースでしたが、結果は想定外の13着に沈んでしまいました。

前走の勝利から無理をせず、満を持して同条件の中山ダート1200に照準を定めた陣営は、鞍上も継続して北村騎手を確保しましたが、結果的に今回はこれが裏目に出てしまいました。
今走の馬体重は-4Kg減らして478Kg。休み明けなのでプラス体重で出てきて欲しいところでしたが、テレビ画面に見える姿は以前のようにイレ込む気配もなく、昇級戦ながら力は出せる雰囲気に見えました。またこれには無観客競争であったこともプラスに働いた気がします。

本仔の最大の課題がゲートであることは間違いなく、言い換えればゲートさえ無難にこなせれば、後方からの競馬も出来る点も含めて、昇級戦であっても一定の結果は残せると考えていました。そして、ゲート内で怪しい素振も見えましたが、スタートは綺麗に決めて前走と同様の2列目7番手の好位置を確保することに成功しました。

この時点で、より結果の期待できる展開となりました。コナーを回っても明らかに手ごたえを残しており、突き抜けてくる姿を期待したのですが、結果は4角から内に進路を取って前が壁になり、全く追うことも出来ずに13着と惨敗してしまいました。

自分が思うに、鞍上の北村騎手には前走の成功パターンが頭にあって、同じ競馬を狙ったものと想像しています。しかし今回は、「前を閉じられた上に先行馬が失速して何もできずに終わってしまった」と言う状況だと思います。只、これはパトロールビデオを見ていないので断言は出来ないのですが、前を閉められるまえに飛び込むスペースはあった様に思えました。ここを怯まずに突っ込めるか、弱気になるのかが騎手の資質であると思います。理由はどうであれ、「人気馬に乗って前が詰まって脚を余らせて終了」と言う状況は、その責任を騎手が負うべきものと考えます。

加えて、自分が嫌うのは騎乗内容を馬のせいにする態度です。今回も「外側に張り気味に走っていたので、馬と馬の狭いスペースに入ることが出来なかった」とコメントされていますが、要するにスペースはあったのは事実であって、割って入れなかったことは自分の技量の問題であると自戒すべき所です。前走は見事な「神騎乗」と称えられるべき内容でしたが、今走は「○騎乗」と酷評されても仕方のない内容でした。結局、安定した騎乗が出来ないところが、現在の騎手リーディングを示していると言うことなんでしょう。

次走については情報が明らかになっていませんが、今回はまともに競馬をしていませんので、中山開催の間にもう1回使うことになるものと思います。結果が全ての世界なので、鞍上は乗り替わりでも良いかもしれません。ここは中山巧者と目される鞍上を確保して貰えるのが一番でしょう。

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